野外教室の概要
県民と行政とが相互に理解を深めつつ、コミュニケーションを一層重視する取り組みを強化し、より良い関係づくりを目指すための活動として、津川地区振興事務所の職員が阿賀町立上川小学校の4年生12名を対象に、阿賀町の常浪川の河畔で身近な川について学ぶ野外教室を行いました。
実施日
9月5日(木)1日目
常浪川河畔の向ノ島公園で、座学の後、水質調査を行いました。
9月10日(火)2日目
上川小学校で、水質について座学の後、5日前に採取した水の変化を確認しました。
内容
(1)川と生活の関わりを学ぶ
(2)大雨や洪水から身を守るための行動と日頃の備えを学ぶ
(3)水質調査項目を学ぶ
(4)川の水質調査
※(1)~(3)は座学、(4)は実地
9月5日(木)1日目の様子
座学の様子。
水質調査の様子。
水中の酸素量は6~7mg/ℓで、鮎等の魚類、昆虫等が生息するのに十分な量であることが分かりました。
9月10日(火)2日目の様子
上川小学校で、微生物が水を綺麗にするため酸素を必要とすることなどを学んでいます。
前回採取した水の酸素量が、水中の微生物によって5日間でどれくらい減ったかを確認しました。
青色の濃さの変化がほとんどないことから、常浪川は水中微生物の酸素消費が少ない綺麗な水であることが分かりました。
5日前に採取した大腸菌群数。
常浪川は大腸菌がほとんどない綺麗な水であることが分かりました。
児童の感想
「調査で色んな体験が出来て楽しい。」
「水中の酸素測定を別の所でもやりたい。」
「常浪川が綺麗な川で良かったです、嬉しいです。」
と喜んでいました。
「野外教室」を終えて
児童は今後の授業でも水や生き物について学んでいくとのことですので、コミュニケーション行政推進事業のさらなる成果に繋がることになります。
御礼のお手紙をいただきました
後日、児童から御礼のお手紙が届きました。
誠にありがとうございました。