令和3年2月10日(水)に村上市民ふれあいセンターで「元気な岩船地域づくりを考える集い・農政懇談会」を開催しました。当日は村上市や関川村の農業委員や岩船地域生産組織協議会員など約150名が参加しました。
この懇談会は、地域農業の継続的な発展に向けて、必要な農業人材である「ヒト」を呼び込む仕組みづくりについて学び、新たな継続的な営農体制の構築について考える契機として開催しました。
最初に、令和2年度農林水産祭「むらづくり部門」において天皇杯を受賞された高根フロンティアクラブの鈴木会長から取組事例の紹介をしていただきました。
その後、「有限会社グリーンファーム清里」代表取締役の保坂様から「有限会社グリーンファーム清里の取り組み~耕作放棄地対策と地域農業活性化の為に~」と題して基調講演を行っていただきました。
最後に、振興局から令和3年産米の需要に応じた生産に係わる取組や岩船地域の園芸振興と支援策等の情報提供を行いました。
参加された農業者からは「待ったなしの課題であり、自分の地域でこれからできること考えてみたい」という声も聞かれており、地域農業のさらなる発展につながるよう支援をしていきます。
地域農業の継続的な発展に向けた営農体制の構築に関する講演の様子
高根フロンティアクラブの鈴木会長による取組事例紹介