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長岡市子ども未来部 波多 文子 部長の祝辞
PTA指導者としての資質の向上を図り、PTA活動の活性化を目指すことを趣旨として、中越地区は、3会場で350人近い方々の参加があり、共通テーマ「子どもがやる気を高め、健全に育つ大人のかかわり」に沿って研修を深めました。
少子高齢化や人間関係の希薄化に伴う地域コミュニティの変化、IT機器の普及に伴う利便性向上と直接体験の不足、価値観の多様化など子どもたちを取り巻く環境が大きく変化しています。その中で、子どもたちの健全育成をどう進めたらよいか。このPTAとしての主要な目的を達成するために、コーチングの理論と手法に基づく子どもへのかかわりを学ぶ機会になりました。
小林富貴子 講師
テーマ「子どもがやる気を高め、健全に育つ大人のかかわりについて」
講師一般財団法人 教育研修コーチング協会理事長 小林 富貴子 様
講義では、講師の経験や実例を交えて、子どもを信じることの重要性、正しい目標設定の方法、応援するための言葉の使い方などコーチングの理論と手技について解説がありました。「怒る・叱る・指導する」の違いと時間軸を未来におくことで子どもに伝わる話し方ができることを学びました。そして、講義の中でワークを通して、肯定的な言葉を使えるようになるトレーニングや良いイメージを持つことでパフォーマンスが上がることを体験し、コーチングの実際について理解を深めました。
本研修会を通して、参加者は、子どもの意欲と健全育成の基盤となる自己肯定感を高めるための視点と言葉がけの重要性を学びました。そのことで、それぞれが子どもの見方や心理面に着目したかかわり方を捉え直し、所属するPTAとしての方針や活動の確認と改善を図る具体的な示唆を得ました。
当日の様子(左から長岡会場、燕会場、魚沼会場)
〔※ 回答331人(回答率96.2%)、1~3の記載は抜粋〕
初めて参加された人が昨年度から4.3%増え、85.8%となりました。これでは、昨年度までの4年間続いていた減少傾向から一転する形となりました。
なお、参加回数は、今回で5回目(1人)が最高でした。
「よい」・「どちらかといえばよい」といった肯定的な評価をした人が89.4%でした。この結果は、中学生の体育大会や祭り等の行事、夏休み前の保護者会にできるだけ重ならないようにしたことが大きかったと考えます。
また、土曜日・日曜日や夕方に開催する希望や、月末は避けたいといった意見もありました。
肯定的な評価が87.0%となりました。昨年度から開催時刻を30分遅らせ13時30分開会としたこと、参加者の体調に配慮して休憩回数を多く設けたことが影響していると思われます。
また、一部に仕事の関係で夕方や夜、子どもが学校から帰ってくる時間に帰れる午前の開催を望む意見もありました。
肯定的な評価が87.6%となりました。暑い日中の開催でしたが、会場側の配慮により各会場とも早めに冷房を入れていただいたこと、参加者数に見合った会場スペースと備品類の提供により、快適な条件で研修ができました。
肯定的な評価が90.9%となりました。他の人と共に学ぼうとする前向きな姿勢や終了後の片付けなど、積極的な参加態度と協力が円滑な運営につながったと考えます。
また、案内が早すぎて忘れそうである、マイクを通した声が反響して聞こえづらかった、イスが固かったなどの意見がありました。来年度の計画の参考とさせていただきます。
学校種別参加状況一覧(3会場の合計)