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【妙高砂防】「親子雪崩防災教室~クマ太郎くん捜索救出大作戦!~」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0357726 更新日:2021年2月16日更新
 妙高砂防事務所、上越市板倉区総合事務所などで構成される「地すべり資料館運営協議会」では、「親子雪崩防災教室~クマ太郎くん捜索救出大作戦!~」を2月13日に実施しました。
 なお参加者の皆様のご協力のもと、検温・換気・手指消毒液の配付等、新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組を徹底した上で実施しました。

検温  資料配付

1 当日の様子

 今回は参加を希望する小学生及び保護者の皆様からお申し込みいただき、応募多数による抽選の結果、当日は19名の親子の皆様にお集まりいただきました。
 はじめに、上越地域振興局・三木局長から、参加者の皆様へ向けた挨拶がありました。

 

局長挨拶

 

 次に、妙高砂防事務所職員扮する博士が、雪崩の仕組みや危険性について説明する「防災講座」を行いました。
 講座の最後に雪崩に関するクイズが出題され、参加者の皆様は親子で相談しながら回答していました。

博士1 座学

親子

 続いて、国立研究開発法人土木研究所 雪崩・地すべり研究センターから、今年の上越地域の積雪状況や、過去に起きた雪崩災害について、映像や写真を用いて分かりやすくお話ししていただきました。
 その後の質疑応答では、小学生の皆さんから「博士が経験した中で1番大きな雪崩は?」「どうして雪崩は加速するの?」といった質問をいただきました。

判田所長 判田所長②

質疑応答 質疑応答

 続いて、参加者を2つのグループに分けて、「雪崩模型実験」「捜索体験」を交互に実施しました。

 雪崩模型実験では、斜面に木がある場合とない場合とで、雪崩の広がり方にどのようなちがいがあるのかを観察していただきました。
 木がある場合は、木が雪を食い止める役割を果たしますが、木がない場合は雪を遮るものがなく、大量の雪が人家に押し寄せてくるため、「木が少ない斜面=雪崩の危険性が高い」ということになります。

雪崩実験① 雪崩実験②

 また屋外での捜索体験では、雪崩に埋まった人を捜索する電波受発信器「ビーコン(※)」と、埋没位置を特定する道具「ゾンデ棒」を駆使して、雪に埋まったぬいぐるみ「クマ太郎くん」を捜索・救出していただきました。
 参加者の皆様は、ビーコンの反応とゾンデ棒の手応えをヒントに、クマ太郎くんを探し出していました。
 ビーコンやゾンデ棒を使用しても捜索が難航したことから、参加者の皆様には「雪崩危険箇所には絶対に近づかない」ということを実感していただけたら幸いです。

捜索体験① 捜索体験
※ビーコンはアウトドア用品店などで販売しています。

 「雪崩防災教室」は平成28年度から実施しており、5回目となる今回は初の「親子」を対象とした開催となりました。
 防災教室を通じて学んだことは、ぜひ家族で共有していただき、今後の生活において役立てて頂きたいと思います。

閉会式

2 イベントの概要について

・日程 令和3年2月13日(土曜日) 9時~11時半
・会場 地すべり資料館(上越市板倉区猿供養寺)
・主催 地すべり資料館運営協議会(新潟県妙高砂防事務所・上越市板倉区総合事務所)
・後援 国立研究開発法人土木研究所 雪崩・地すべり研究センター<外部リンク>

 

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