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【妙高砂防】板倉小学校(3年生)の皆さんを対象に防災教室を実施しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0507462 更新日:2022年7月25日更新

 令和4年7月14日(木曜日)に、上越市立板倉小学校3年生の皆さんが地すべり資料館を訪れ、上越地域で起こる地すべりや人柱伝説について学ぶ防災教室を行いました。 

当日の様子

 はじめに、地すべり博士(妙高砂防事務所職員)が、なぜ板倉に地すべりが多いのかを説明しました。地球の起源やプレート、フォッサマグナの説明に対しては「難しい」という声も上がっていましたが、真剣に話を聞いて学習してもらいました。

 パネル説明  パネル説明2 

 次に、地すべり博士と実験を行いました。
 板倉で拾ってきた層状の石を実際に見てもらった後に地層をつくる実験を行いました。地層がつくられるイメージが分かったかな?と博士から聞くと、頷いて答えてくれました。

 地層実験  地層実験2                     

 液状化実験では、模擬的に街をつくって地震を起こし、地中の水が染み出て建物が傾いたり、マンホールが浮かんできたりする様子を確認しました。液状化の原理は少し難しいですが、実験により理解していただけたことと思います。

 液状化実験  液状化実験2

 また、この地すべり資料館のある猿供養寺に伝わる「人柱伝説」のアニメを鑑賞し、地すべりにまつわる伝説を学習していただきました。伝説にも出てくる四十八叩きの工法は現在の杭工と同様のものと思われます。模型により、この杭工や地すべりなどの自然災害を防ぐ土木工事についても楽しく学習してもらいました。
 人柱伝説映像鑑賞  地すべり模型説明

 最後に屋外に移動し、昭和2年に8.18メートルの積雪を記録したモニュメントを見学しました。モニュメントを見上げてみなさん驚いていました。
 また、隣接する集水井も見学してもらいました。井戸の中には水が集まっており、皆さん興味深そうに中を覗いていました。
 積雪モニュメント  集水井

 今回の防災教室は盛りだくさんの内容でした。
 児童はびっしりとメモをとっており、たくさん質問をして、とても積極的に学習していました。
 帰り際には、「また来たい」との声もありました。
 ぜひ、個人でも来館いただけると嬉しいです。

地すべり資料館での防災学習について

 妙高砂防事務所は、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用した、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を開催しています。災害や対策工事についてのパネル展示、模型を使った実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。

 また同資料館では、現在 感染対策に十分配慮して防災講座を行っています。防災意識の向上につながりますので、ぜひご来館ください!
地すべり資料館のページはこちら!

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