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令和4年7月8日(金曜日)に、上越総合技術高校二年生の皆さんが万内川砂防公園、地すべり資料館、国川地すべり対策箇所を訪れ、私たちの暮らす地域に起こる自然災害「土砂災害・山地災害」を学ぶ現場見学を行いました。
当事務所の職員が、現地で案内しながら、砂防・地すべりに関する説明を行いました。
1902年の粟立山(あわだちやま)大崩壊の対策として、新潟県初の砂防工事が開始された等の万内川の歴史や、砂防堰堤の効果等について、砂防施設を見学しながら、学習していただきました。
はじめに、地すべり博士(妙高砂防事務所職員)が、地すべり資料館について説明した後、3班に分かれ「上越地方の地質」、「地すべりと地下水との関係や地すべり防止工事」について、展示パネルの内容を説明しました。
また、この地すべり資料館に隣接する「人柱供養堂」に伝わる「人柱伝説」のアニメを鑑賞していただき、地すべりにまつわる伝説を学習していただきました。
平成24年3月7日に発生した国川地すべり対策箇所を見学しました。
最高気温が30℃を超えるなか、学生のみなさんに地すべり工事で設置した押え盛土に登り、職員が工事の内容を詳しく説明しました。現地では、土留工に使用されている大型フトン篭を間近で見て触れていただきました。
大変暑い中でしたが、真剣に耳を傾けて興味を持って学習していただきました。
妙高砂防事務所は、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用した、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を開催しています。災害や対策工事についてのパネル展示、模型を使った実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。
また同資料館では、現在 感染対策に十分配慮して防災講座を行っています。防災意識の高揚につながりますので、ぜひご来館ください!
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