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令和6年11月29日午前11時30分頃、上越保健所管内の医療機関から上越保健所に毒きのこによる食中毒と思われる症状を呈した患者を診察した旨の連絡があった。 調査した結果、11月26日に患者が上越市の山中でヒラタケと思って採取したきのこを、11月28日正午頃、自宅できのこラーメンに調理して1人で食べたところ、同日午後3時頃から、吐き気、おう吐、下痢等の症状を呈し、同日午後7時頃に医療機関を受診していたことが判明した。 医療機関が撮影した未調理のきのこの写真を専門家が確認したところ、有毒のツキヨタケであることが判明したこと、患者の症状がツキヨタケによる中毒の症状と一致すること及び医師から食中毒の届出があったことから、ツキヨタケによる食中毒と断定した。 なお、患者は回復している。
新潟県報道発表資料(令和6年11月29日) [PDFファイル/142KB]
(特徴)
・傘は半円形~じん臓型で長径10~25cm、柄は傘のほとんど横につき、紫褐色~暗紫褐色。
・柄の内部に暗紫色のシミがある。(ない場合もある)
・県内で発生したきのこによる食中毒の多くは、ツキヨタケである。
・ムキタケやヒラタケと間違えて食中毒になることが多い。
(ツキヨタケ(見本))
毒きのこによる食中毒に注意しましょう<外部リンク> (毒きのこ食中毒発生情報(にいがた食の安全インフォメーションにリンク))
・種類の判定ができないきのこは「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」
・確実に鑑別できる専門知識のある方に鑑別してもらいましょう。
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