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日時:令和3年6月12日(土曜日) 14時から15時30分
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里 2階レクチャールーム
演題:「新潟県におけるサシバ生息状況について」
講師:新潟県野鳥愛護会 布川耕市 氏
参加者:28名
今年度は感染症対策のため、愛鳥センターで講演会のみの開催となりました。
サシバは新潟県に渡来、繁殖する夏鳥の猛禽類です。新潟県では準絶滅危惧種になっています。
今回は県全体の生息状況を明らかにするために行われたサシバの生息状況調査の結果と課題についてお話しいただきました。
講演のようす
調査では、糸魚川から村上までまんべんなく生息が確認されていますが、中越で多く、佐渡では非常に少ないという結果が得られたそうです。
サシバの好む生息環境が、中山間地の水田と林の里山がモザイク的に存在するような環境であること、両生・爬虫類、小型哺乳類、鳥類、バッタなどの昆虫を採食していることなどの生態についても、調査や観察の結果からグラフなどを示してお話しいただきました。
課題として、生息環境、営巣場所を確保、維持し、餌資源を確保すること、また、カメラマンによる人為的繁殖阻害の防止も挙げられていました。
サシバは「ピックイー」と鳴きますが、「イー」の部分をビブラートさせて大声で鳴いている場合は威嚇の声だそうですので、それを聞いたらすぐにその場を離れるなど、鳥に配慮した観察、撮影をしたいですね。
新潟県では、県民のみなさまに野鳥保護の大切さや自然の素晴らしさをお伝えするために野鳥保護の集いを開催しています。
今年度は、愛鳥センターのレクチャールームにて、サシバの生息状況調査の結果についての講演を行います。
飛翔するサシバ
会場:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里 2階レクチャールーム
日時:令和3年6月12日(土曜日) 14時から15時30分
講演内容:新潟県におけるサシバの生息状況について
講師:布川耕市氏(新潟県野鳥愛護会)
対象:野鳥保護に関心のある小学校5年生以上の方
定員:40名(先着順)
締め切り:定員になり次第締め切り
申込み:住所、氏名、電話番号、年齢を明記して、電話、はがき、Fax、E-mail、ホームページ電子申請にて愛鳥センターまでお申込みください。
参加費:無料
主催:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里・新潟県野鳥愛護会
愛鳥センター地図
ホームページ電子申請はこちら<外部リンク>
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新潟県野鳥保護の集い(愛鳥センター)開催計画 [PDFファイル/119KB]
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