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【魚沼圏域】 プロジェクト8(糖尿病対策)の推進 (地域保健医療計画の魚沼圏域重点取組)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0061731 更新日:2019年3月29日更新

 2008(平成20年)年、新潟県立小出病院の院長となった布施克也先生、地域の糖尿病医療を牽引する上村医院院長の上村伯人先生(小千谷市魚沼市医師会副会長)らの発案により、魚沼市内の医療関係者間で糖尿病総合対策「プロジェクト8(エイト)」がスタートしました。
 これは、全ての糖尿病患者のヘモグロビンA1C(HbA1c)を合併症リスクの分岐点となる8%未満へ下げることを目標とした取組です。
 地域の医師、看護師、薬剤師、保健師などが連携し、地域住民のHbA1c下げるために特にHbA1c8%以上の方へ受診を勧め、検査結果を医師だけでなく看護師や薬剤師も情報を共有し健康指導を行います。
 こうした取組を進め、糖尿病の悪化を防いでいます。

魚沼地域 糖尿病連携プロジェクト8(「病院新時代」第61号2012年9月発行から)[PDFファイル/431KB]

施策の柱:4つの「プロジェクト8」

 平成25年3月、新潟県地域保健医療計画の改定に当たり、このプロジェクト8を、魚沼圏域(3市2町)全体の重点取組へと広げようと考えました。
 魚沼圏域では、糖尿病の専門医が少ない状況下で患者が増加し、それに伴って合併症の発症率も増加傾向にあります。
 病状が悪化して患者が腎症や網膜症などの合併症を起こすと、専門医不足のため、圏域内での対応が困難になっています。
 患者が合併症を起こさず普通に生活を送れるようにするためには、早期発見・早期治療はもとより重症化を防ぐことが重要です。
 このことから当圏域では、糖尿病患者が合併症を発症しないようにすることを地域保健医療施策の重点の一つと考え、次の4点を柱として医療関係者、市町、職域保健など各主体が取組推進を図ることにしました。

1 医療者プロジェクト8・「ヘモグロビンA1C8%の患者を放っておかない」

 医師、看護師、薬剤師、栄養士、歯科医師などの医療関係者は、糖尿病の知識を更に深め、A1C8%以上の患者に対して、重症化や合併症の発症を防ぐための治療・差配を行います。

2 連携プロジェクト8・「ヘモグロビンA1C8%が続いたら、病院で精密検査を実施する」

  1. 機能分担と連携
    ア 病院は、インスリン導入や合併症の評価、コントロール不良群への集中介入などを実施します。
    イ 診療所は、安定期の通院治療や生活指導を実施します。
    ウ 病診間の地域連携パスを作成し、病院での検査・評価と診療所での治療・指導の状況をやりとりします。
  2. 2人主治医制
    何でも相談できるかかりつけ医と精密検査・入院を担当する病院医師の2人主治医制とし、両者の緊密な連携を図ります。

3 患者プロジェクト8・「ヘモグロビンA1C8%の自分や家族を放っておかない」

 患者自身は、自分や家族の健康状態も把握し、病状が悪化しないように自己管理能力を高めます。
 そのために、地域医療魚沼学校と連携して合併症等についての理解を深めます。

4 健診プロジェクト8・「地域・職域保健の取組」

 市町は、特定健診で要精密検査や医療が必要とされた人を確実に医療に繋げます。
 職域の健康診断で要精密検査や医療が必要とされた人については、健診機関と事業所が連携してフォロ-します。

糖尿病の病診連携

 魚沼地域の内科診療所(かかりつけ医)と市立小出病院は、役割分担をしながら、地域医療全体で糖尿病患者の合併症の発症や進展のための診療・治療を行っています。
 診療所(かかりつけ医)は小出病院(地域医療連携室)へ患者を紹介し、同院で専門的な治療・教育を実施した後に、診療所(かかりつけ医)へ逆紹介が可能です。

糖尿病は自らが治す病気です
「プロジェクト8」は、魚沼圏域全体の重点取組です

HbA1c8%のままじゃダメ!!
プロジェクト8のポスター

魚沼健康福祉部の取組

 地域保健の分野では、働き盛り年代を中心にした糖尿病の発症予防を重点目標としています。
 (1)職域での健康管理の支援、(2)関係機関との連携体制づくり、(3)生活習慣病予防のための環境づくり、の3つの活動を行っています。

十日町健康福祉部の取組

関連リンク

日本糖尿病協会<外部リンク>
糖尿病ネットワーク<外部リンク>
「世界糖尿病デー」のページへリンク<外部リンク>

11月14日の「世界糖尿病デー」には、各地のタワーや建物が糖尿病撲滅のためのシンボルカラーの「ブルー」にライトアップされ、糖尿病の予防が呼びかけられます。

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