【十日町】大地の芸術祭　地元の方たちの「おもてなし」をご紹介します（第二弾）

いよいよ「大地の芸術祭　越後妻有アートトリエンナーレ2018」が、7月29日（日曜日）に開幕しました。

大地の芸術祭は様々なアート作品を楽しむだけではなく、地元の皆さんの「おもてなし」も魅力の一つだと思います。
アート作品鑑賞の際には、地域の「おもてなし」スポットに是非お立ち寄りになり、色々な「おもてなし」を受けながら地元の方々との交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。

太田島集会所前駐車場（十日町南エリア）

トビアス・プートリッヒさんの新作T394「太田島公園」がある太田島集会所前のおもてなしスポットをご紹介します。

こちらでは町内会の方々が芸術祭開催期間中の毎週土曜日と日曜日（祝日も含みます。）午前9時から午後4時まで、冷たい麦茶とお菓子、さらに採れたてのトマト、キュウリを冷やして皆さんをお待ちしています。

T317「チョマノモリ」前（十日町南エリア）

淺井裕介さんの作品「チョマノモリ」（作品番号T317）の目の前に、十日町中央地区振興会の方々が提供するおもてなしスポット「チョマノモリTerrace」があります。

芸術祭開催期間中の土曜、日曜、祝日（8月25日・26日を除く計14日間）の午前9時30分から午後5時まで、冷たいお茶やお菓子のサービス、作品案内を行っています。

「チョマノモリ」は十日町駅から越後妻有里山現代美術館「キナーレ」に続く道の途中にありますが、道中、日陰や休憩できる場所が多くはありません。
「チョマノモリTerrace」は日陰の休憩所になっていますので、冷たい飲み物を飲みながら、ゆっくりと作品を眺めてみてはいかがでしょうか。

松之山温泉里山ビジターセンター（松之山エリア）

松之山温泉里山ビジターセンターでは、8月31日までの午後1時から午後4時の間（火・水曜日を除く）シェリー酒の無料提供を行っています。（9月1日～9月17日は冷たい緑茶の提供。）

スペインの作家サンティアゴ・シエラさんによるY106「ブラックシンボル」にちなみ、ワインメーカー「オズボーン社」からシェリー酒の提供をしてもらえることになったそうです。

シェリー酒は、酸味がありすっきりしたものと辛口のものの2種類で、アルコール度数は15％～17％と高めなので、ゆっくり味わって飲むのがオススメです。

うぶすなの家周辺（十日町北エリア）

「うぶすなの家」の近くで東下組青年団の皆さんが来訪者の方々に「おもてなし」をしています。

8月28日までの毎日、午前10時から午後3時30分までお茶を提供しているほか「かき氷」も販売しています。
パンフレットコーナーには青年団の皆さんが手掛けた作品も展示してありますので、鑑賞がてら地元ならではの情報を仕入れてみてはいかがですか。
ただし、雨天時は休憩所を閉鎖していますので、ご承知おきください。

枯木又交流施設のっとこい（十日町北エリア）

「T268大地の記憶」などの作品が集まる枯木又プロジェクトの奧にある「枯木又交流施設のっとこい」で、「食と農を考える飛渡の会」の皆さんが毎週土曜日、日曜日の午前11時から午後2時までランチを提供しています。

メニューは、土曜日に「華麗なコラボカレー（800円）」、日曜日に「黒米そば（1000円）」です。
土曜日にお邪魔しましたが、カレーはズッキーニ、丸なすなど飛渡野菜たっぷりで、ふわふわの卵とほくほくのじゃがいもがのっています。そして、ご飯は古代米・黒米と、まさに地元の食材の華麗なコラボです。
完売してしまうこともありますので、早めのご来店をお勧めします。

T345「十日町の木」付近（十日町北エリア）

竹腰耕平さんの作品T345「十日町の木」の横に「いきいき三ヶ村」の皆さんによるおもてなしスポットがあります。

毎週土曜日と日曜日、祝日の午前9時から午後4時頃まで自家製の漬物や麦茶などをいただきながら、作品の説明や制作時のお話を聞くことができます。
また、地元で取れた新鮮な野菜やちまきも販売していますので、あわせてご賞味ください。
地元の方と一緒に出迎えてくれる2匹のヤギとも触れあうことができますよ。

布川カフェ（松之山エリア）

作品番号Y052「最後の教室」のある十日町市松之山東川のおもてなしスポット「布川カフェ」をご紹介します。

「布川カフェ」では、地域おこし協力隊の田之岡さんと高齢者支援活動を行っているグループが中心となり、芸術祭開催期間中午前10時から午後3時まで冷たい麦茶やお菓子、おにぎり・スイーツなどの提供、編み笠等の民芸品や干しぜんまいなどの特産物の販売を行っています。
毎週水・木曜日と8月25日（土曜日）・26日（日曜日）、はお休みですので、ご注意ください。

下条インフォメーションセンター（十日町北エリア）

十日町市下条地区の利雪親雪総合センター内にある「下条インフォメーションセンター」をご紹介します。

こちらでは、《アリン・ルンジャーン》（作品番号T343）の映像を見ることができます。受付では芸術祭関連パンフレットの無料配布や、《下条茅葺きの塔》（作品番号T253）の特製Tシャツの販売もしています。

地域の子供さんも受付のお手伝いをするなど、アットホームな雰囲気で見学者を迎えてくれます。今年の夏は猛暑が続いていますが、冷たいお水のサービスもあります。休憩スポットとしてぜひお立ち寄りください。

JR飯山線下条駅前（十日町北エリア）

JR飯山線下条駅前にある《下条茅葺きの塔》（作品番号T253）に隣接する「下条地区おもてなしスポット」をご紹介します。

こちらでは、芸術祭期間中、下条地区のアート作品やグルメのガイドマップを無料で配布しています。さらに、作品《下条茅葺きの塔》について、地元の方が詳しく説明してくれます。
塔の中には、この地域で昔使われていた民具などが多数展示されており、そのひとつひとつを丁寧に説明してくれるので「見て学べる」おもてなしスポットですので、ぜひお立ち寄りください。