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【十日町】妻有地域の酒蔵 松乃井酒造場をご紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060866 更新日:2017年2月3日更新

【十日町】妻有地域の酒蔵 松乃井酒造場をご紹介しますの画像日本有数の豪雪地である妻有地域(十日町市・津南町)では、十日町市に2社、津南町に2社の計4つの酒造会社があります。
ここでは十日町市川西地区にある松乃井酒造場をご紹介します。

お話は社長の古澤実さんに伺いました。

松乃井酒造場の創業はいつからですか?

今から120年ほど前、明治27年に江戸中期から続いた酒蔵の次男であった創業者が、川西地区の酒蔵から醸造の権利を買い取って始めたものです。他の酒蔵からみれば比較的新しい蔵元だと思います。
現在の酒蔵は元々別の場所にあった酒蔵を大正時代に移築したもので、酒蔵等の柱や部材は江戸時代のモノをそのまま使っています。
中越地震では蔵や建物が大きな被害を受けましたが、幸い多くの方々の暖かい協力のおかげで再建することが出来ました。

ふるさわしゃちょうの画像
地元の米にこだわった酒作りの話をされる古澤社長

蔵の名前にもなっている「松乃井」の由来はありますか?

もくぞうづくりのくら
蔵は木造づくりで、歴史を感じられる蔵になっています。

大正時代に移転した当時は県道に面しており、良質な湧き水が出ていました。
また、この場所の隣には赤松の林がありました。この赤松と湧き水を結びつけて「松乃井」という名前にしたと聞いています。

「酒造り」でこだわっている点、大切にしている事はどのようなことですか。

かつて酒米(五百万石)は全量、地元川西産を利用していました。
平成2年頃から「魚沼コシ」「岩船コシ」等の米が格付けされたことで、地元農家が魚沼産コシヒカリ栽培にシフトし、この地域での酒米栽培はほとんど無くなってしまいました。
魚沼コシヒカリの産地であるが故に酒米確保が難しいのが実情です。

魚沼であるが故に酒米の確保が難しいとは皮肉なものです。の画像
魚沼であるが故に酒米の確保が難しいとは皮肉なものです。

自社の蔵人の中には冬は蔵人として勤め、夏は農業に従事している若者が何人かいます。
その蔵人から有機栽培の酒米(越淡麗)を作付けしてもらい、全量自社に納めて貰っています。
また、十日町市や地元JAの協力もあり、少しずつですが、地元川西産の酒米を確保できるようになってきました。
今後もできるだけ地元の酒米を使っていきたいですね。

くらびと
蔵人は若者が多く、夏場は大規模農業を生業にしているそうです。

また、精米は自社で行っています。例えば大吟醸に使う米は35%まで磨くため、90時間ほどかけて磨いています。
純米大吟醸「英保」は7年前から新潟県産の酒米(越淡麗)を使い、現在は十日町産の越淡麗を使っています。
吟醸以上は全量、普通酒等も麹米用は機械を使わず、15キログラムずつザルに入れて、蔵人が一斉に手で洗米しています。
手洗いすることでバラツキの無い浸漬が可能となり、誤差の少ない丁寧な酒造りにこだわっています。

えいほう
「英保」は松乃井酒造場の創業者の名前を古澤社長が名付けたそうです。

社長がオススメするお酒の飲み方などを教えて下さい。

古澤社長のおすすめは写真中央の特別純米酒の画像
古澤社長のおすすめは写真中央の特別純米酒

今年、関東信越国税局酒類鑑評会の純米部門で優秀賞を受賞した、特別純米酒「松乃井」をオススメしますね。
吟醸酒、大吟醸などは美味しいのが当たり前ですが、手頃なお酒でおいしく飲むために燗酒で飲むのがいいですよ。
若い人は燗酒を敬遠する人もいますが、ぬる燗だと香りが立ち、まろみが出て来ます。
燗酒が苦手な方も酒の旨さを感じてもらえるのでぜひ飲んで欲しいですね。

株式会社 松乃井酒造場 〒949-0122 新潟県十日町市上野50-1

代表取締役社長 古澤 実

電話 025(768)2047

松乃井酒造場 株式会社ホームページ<外部リンク>

取材を終えて

古澤社長からは、地元の酒米へのこだわり、酒の製造に手を抜かない姿勢など、沢山のお話を伺うことができました。

美味しい水と地元の酒米、そして手間暇を惜しまない酒づくりがあるからこそ、美味しいお酒が生まれてくるのですね。

 

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