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新発田地域振興局地域整備部で危機管理訓練を実施しました。
平成25年12月11日(水曜日)に新発田地域振興局地域整備部で地震時の初動対応を想定した危機管理訓練を実施しましたので、訓練の概要をお知らせします。
今回の成果を活かし、地域の防災活動、危機管理に取り組んでいきます。皆さまからのご意見があれば、地域整備部にお寄せください。
訓練の概要
訓練方法
- 災害対応図上訓練(図上シミュレーション訓練)を4班に分かれて実施しました。
- 道路、河川、砂防パトロールや市町等から、時々刻々と入ってくる仮想の被災情報(状況付与カード)を基に、不足情報の収集、整理、現場等への作業指示を行うとともに、情報の発信、外部からの問い合わせ等にも対応することが訓練内容です。
- 新潟県建設業協会新発田支部に協力を要請し、協会各社に実際と同じ分担で仮想パトロール班として参加してもらいました。
- 訓練終了後、訓練成果や反省、実際の災害時の心構えなどについて、参加者による意見交換を行いました。
想定
- 粟島付近を震源とする強い地震が平日の13時00分に発生。
- 管内4市町とも震度6弱。各所で被害が発生。
- 13時03分に気象庁が大津波警報発令。
- 13時05分に津波第一波が到達。
- 電話、Fax、インターネット等の通信手段は使用出来ると仮定。
参加者数
地域整備部職員 計28名
- 訓練参加者(仮想対策本部) 25名
- 事務局(訓練の進行管理者) 3名
新潟県建設業協会新発田支部
協会会員(仮想パトロール班) 35社
訓練の様子
通常の業務を行っている事務所内で訓練を行いましたが、大きな混乱もなく終了しました。
仮想対策本部の様子1
仮想対策本部の様子2
訓練での対策本部会議の様子
訓練後のボードと管内図の様子
訓練後の参加者からの意見・感想
- 情報量に対して、(1班3人~4人では)人数が足りないと感じた。しかし実際にはさらに少人数となる場合も予想される。
- 大津波警報発令中の河川パトロールに配慮が必要であった。
- 管内の道路、河川、砂防各施設の名称や管轄などを、日頃から理解しておくことが重要。
などの意見・感想がありました。
訓練総括・意見交換、講評の様子
今後の危機管理訓練について
- 参加者アンケートを集約し、より効果的な訓練要領を次年度に向け検討
- 衛星携帯電話の使用など、通常の通信手段不通時も想定
- 実施回数の増を検討(年間2~3回)