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外国人の目線で見た観光関係施設フィールドワークを行いました
平成28年12月9日(金曜)に、全国的に増加している外国人観光客への対応の参考とするため、新潟経営大学の外国人教授陣2名、中国からの留学生2名及び学生6名に、当部職員と市町村・観光協会の担当者10名を交えた計20名でフィールドワークを行いました。
JR燕三条駅から全面的な協力をいただき、燕三条駅の新幹線ホームや駅構内を調査したほか、道の駅「燕三条地場産センター」や鍛冶体験施設「三条鍛冶道場」を調査。参加者から外国人観光客にとって良い点や改善すべき点などの意見を出してもらいました。
また、移動のマイクロバスの車中でしたが、スマートフォンを見てもらい、目的の施設にたどり着けそうかどうかもチェックしました。
参加した学生からは、「トイレがきれい」「弥彦線出入口前の鳥居が良い」「外国語に対応したタッチパネルの観光案内機や、英語のパンフレットがある」「地場の金物製品を「買う、使う、体験で作る」ことができるのは観光面からしても有効」といった意見があった一方、「ゴミ箱にも外国語表記があった方がよい」「商品の説明が日本語だけ」「全体的に外国語の観光パンフレットが少ない」などの指摘がありました。
今年度中に成果品を作成し、視察先の施設のほか、今回参加した新潟経営大学、管内市町村・観光協会へ提出する予定です。
県央の表玄関「JR燕三条駅」
東京から訪れる外国人を想定して、新幹線下りホームを調査しました
駅構内にある鳥居は、記念写真のスポットになりそうです。
内装に国産杉を使った授乳室にも注目していました
スタンプを珍しがって、記念に押す学生もいました。
県央の観光拠点「道の駅燕三条地場産センター」
9月にできた外国語の広域観光案内看板を調査しました
インフォメーション窓口の職員に外国人が来た場合の対応などを質問しました
タッチパネル式で外国語対応の観光案内機がありました
物産館の商品展示やPOPなどを調査しました
三条の伝統を伝える鍛冶体験施設「三条鍛冶道場」
伊勢神宮に奉納した和釘などの展示状況を見ています
学生から和釘づくり体験をしてもらいました
長谷川館長から外国人観光客への対応を説明してもらいました
各学生から意見を発表してもらいました
視察先等へのリンク
- 道の駅「燕三条地場産センター」<外部リンク>
- 三条鍛冶道場<外部リンク>
- 新潟経営大学<外部リンク>