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再生可能エネルギー電力安定化研究業務委託の実証結果について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0056792 更新日:2019年3月29日更新

 県では、再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、電気自動車の使用済み蓄電池を活用して太陽光発電電力の安定供給を実証する事業を実施し、その実証結果をとりまとめましたので、お知らせします。

1 設備概要

  1. 実証場所
    新潟県工業技術総合研究所
  2. 実証期間
    平成28年9月2日~平成29年3月31日
  3. 設備概要
    • 太陽光発電設備:4.16kW
    • 使用済み電池:9.6kWh(電気自動車3年間使用)

太陽光発電システムフローの画像
太陽光発電システムフロー

太陽光パネル 蓄電池システムの画像
太陽光パネル 蓄電池システム

2 実証内容

  1. 実証内容
    実証試験により収集したデータを分析し、発電電力の安定化、採算性、関連分野における企業参入の可能性等を検証しました。
  2. 業務委託先
    ファーアールエナジー・イートラスト共同企業体
    組織 代表者 フォーアールエナジー株式会社
    構成員 株式会社 イートラスト

3 実証結果(概要)

  1. 太陽光発電電力の安定化
    使用済み蓄電池は、蓄電池として十分な性能を有し、その蓄電の効果により、太陽光発電の余剰電力の出力を平準化することが検証されました。
    出力の平準化により、以下の効果が期待できます。
    • 出力制御実施時の太陽光発電電力の有効利用。
    • 出力制御ルール実施の抑制。
  2. 採算性
    商品化、量産化されていない中、使用済み蓄電池設備の採算性は悪く、今後の蓄電池の需要増加により更なるコストダウンが必要になります。
  3. 関連事業性について
    使用済み蓄電池の需要拡大とともに、以下の関連事業に県内企業の参入が期待されます。
    • 使用済み蓄電池の回収拠点の拡大
    • 蓄電池設備運用中の点検、保守(交換)

4 成果報告書

試験データ使用時の注意事項

  • 本報告書試験データ等を引用する際は、出典を明記してください。
  • 本報告書試験データ等の利用目的及び利用方法は、利用者の判断と責任に委ねられています。試験データを使用したことにより生じた利用者又は第三者の損害について、新潟県及び本業務受託者は一切の責任を負いません。
  • 本報告書試験データ等の各種制約については、報告書に記載された情報を参考に、必ず、当該制約の所管等を行う関係者に、確認を行ってください。

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