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【佐渡】毒きのこによる食中毒が発生しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0324568 更新日:2020年10月20日更新

概要

 令和2年10月19日午後2時30分頃、佐渡市内の医療機関から佐渡保健所へ、「ツキヨタケによる食中毒が疑われる患者3人を診察した」旨の連絡があった。
 佐渡保健所が調査した結果、10月18日早朝に患者と知人2人の計3人が佐渡市内の山中で「ヒラタケ」と思って採取したきのこを、患者のみが自宅に持ち帰った。翌19日に味噌汁に調理し、午前7時頃に家族3人で食べたところ、3人とも午前9時頃から吐き気、おう吐等の症状を呈し、同日医療機関を受診したことが判明した。
 当該きのこの調理前保管品が残っており、写真を専門家が確認したところ、有毒なきのこの「ツキヨタケ」であることが判明した。
 また、患者の症状がツキヨタケによる中毒症状と一致すること及び医師の届出があったことから食中毒と断定した。
 なお、患者は快方に向かっている。

患者情報

摂食数 3人
患者数(男性2人、女性1人、60~70歳代以上)
治療を受けた者 3人
入院した者 0人
症状 吐き気、嘔吐
原因食事 ツキヨタケ入り味噌汁
病因物質 植物性自然毒(ツキヨタケ)

ツキヨタケについて

• 傘は半円形~じん臓型で長径10~25cm、紫褐色~暗紫褐色。
• 柄は傘のほとんど横につき、リング状の隆起帯がある。
• 柄の内部に暗紫色のシミがある。(ない場合もある)
• 県内で発生したきのこによる食中毒の多くは、ツキヨタケである。
• ムキタケやヒラタケと間違えて食中毒になることが多い。

毒きのこによる食中毒に注意しましょう

• 種類の判定ができないきのこは、「採らない」「食べない」「人にあげない」でください。
• 確実に鑑別できる専門知識のある方に鑑別してもらいましょう。
ツキヨタケ
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