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ぼうさいこくたい2025in新潟 農業水利施設と新潟の農村を巡る防災ツアーを開催します
ぼうさいこくたい2025in新潟 農業水利施設と新潟の農村を巡る防災ツアー
新潟県農地部では、越後平野の農業水利施設を巡り、その役割を学ぶバスツアーを開催します。
新潟ならではの農業インフラの力を、ぜひ体感してください。
農業水利施設は地域防災インフラでもある
農業水利施設は、農地に水を届けるだけではありません。
排水機場や水路、田んぼダムなどは、大雨時に洪水を防ぎ、住宅地を含む地域一帯の安全を守る、極めて重要な地域防災インフラとして機能しています。
特に新潟県は、地形的に低湿地が多く、かつては「地図にない湖」とまで呼ばれた地域もありました。
それを変えたのが、長年にわたる土地改良と農業水利施設の整備です。これにより、越後平野は穀倉地帯として発展し、同時に災害に強いまちづくりが進められてきました。
新潟発!農業と防災のハイブリッド「田んぼダム」
全国に取組が広がる田んぼダムの発祥は、新潟県。
田んぼに一時的に雨水をためることで、洪水被害を軽減するこの取組は、農地の力を活かした自然共生型の防災対策として高く評価されています。
農業が防災に積極的に貢献する姿を知ってみませんか。
1.ツアー概要
開催日 :令和7年9月6日(土曜日)
時間 :9時~16時(予定)
出発場所:朱鷺メッセ(新潟市中央区万代島)
定員 :40名(要事前申し込み)
参加費 :昼食代程度を予定
2.ツアー内容
・新潟県庁
展望回廊で信濃川や越後平野を望みながらその成立を昔の写真等を使って説明します。
・親松排水機場
海抜ゼロメートル地帯を守る24時間稼働の排水機場の施設内に入り、口径2,400mmの大型排水ポンプ
の見学やその役割について説明します。
・西蒲原排水中央管理所
地域の用水・排水を一元管理する制御施設で、農業水利施設を監視・遠隔操作している状況と役割に
ついて説明します。
・新潟市アグリパーク
田んぼダム研究の第一人者である 新潟大学 吉川教授による「田んぼダムの効果と取組について」講演
を行います。
収穫体験
3.申込方法
7月28日(月曜日)12時に、本ホームページにてお知らせします。
4.共催団体
・北陸農政局信濃川水系土地改良調査管理事務所
・新潟市農林水産部
・新潟県土地改良事業団体連合会
・新潟県農地部