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【新潟】つうくりまちづくりの会の座談会が開催されました
講演の様子
「もし、川の周辺が洪水で溢れたら!どこに逃げますか」をテーマに、12月15日(土曜日)に新潟県立大学パレット(学生食堂2階)で、つうくりまちづくりの会の座談会が開催されました。
「日本人の伝統的自然観と水害対策」と題した講演では、古来からの日本人の知恵のひとつとして、堤防の補強・補完と越水の緩和を狙った堤防林(堤防背後の植林)などを紹介していただきました。
住民等が参加した座談会では、平成10年8月4日の水害時の状況を中心に、避難判断などについて話し合いました。
当時、道路が冠水した地区では、幹線道路を迂回する自動車の通行で、道路表面の水が波立ち、シャッターや玄関のガラスなどが破損したため、住民が自己防衛のために生活道路を封鎖したり、避難所として指定されている学校が、冠水で近づけないなどの不都合もあったとのこと。
座談会では、体験した人しか知り得ない情報なども伺うことができ、災害に対する意識啓発という意味でも、住民参加で話し合いを行うことの重要性を感じさせてくれる内容でした。
当日の様子はこちら
座談会の様子1
座談会の様子2
発言の内容を地図上(のラップシート)に書き込みました
ホワイトボードの様子