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【新潟】140年前(明治11年7月10日)に通船川(当時は新川)を旅したイザベラ・バードの足跡を紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054821 更新日:2018年12月12日更新

イザベラ・バードの著書の画像1

 明治11年7月10日、英国人旅行作家のイザベラ・バードが、通船川(当時は新川)を通って、中条・胎内方面に旅行しました。彼女の著書であるアンビートン・トラックス・イン・ジャパン(日本未踏の地)を紹介します。

 イザベラ・バードが日本を紹介した著書は、大変好評だったようで、英国で出版された後にアメリカでも出版され、その後、写真のように、おしゃれな装丁でも出版されました。

 イザベラ・バードの著書は、路地連新潟代表の野内隆裕さんからお借りして撮影しました。

イザベラバードの著書の画像

(イザベラ・バードは、7月1日に津川に入り、翌々日の3日に津川の川湊から阿賀野川を船で下りました。)

 その船では、日焼けした船乗りと一緒に、ずっと自然を眺めることができ・・・
 私はその日の全ての時間を楽しむことができました。流れを静かに進む様子は贅沢で、空気はさわやか、何も聞こえず、津川の美しさは魅力的な驚きで私に迫り、私にとっては、全ての行程が家族への手紙を楽しみにしてくれました。

 ・・・ではないキュイリン山(故郷スコットランド(スカイ島)の景勝地)、廃墟なきライン川(下線部分)、そのいずれにもまして美しい。(担当者訳:以下同様)

明治23年(1890)年の地図(焼島潟の辺りに現在の山の下閘門排水機場があります)の画像
明治23年(1890)年の地図(焼島潟の辺りに現在の山の下閘門排水機場があります)

山の下閘門排水機場から見た通船川ですの画像
山の下閘門排水機場から見た通船川です

 イザベラ・バードは、新潟町に一週間ほど滞在した後の7月10日に、通船川(当時は新川)を船で通って、中条・胎内、山形、そして旅の目的地である平取のアイヌ集落を目指し、故郷のスコットランドに似た気候で暮らすアイヌの人々に出会って深い感銘を受けました。

イザベラ・バードの著書の画像2

私たちは信濃川を横切り、堤防で囲まれた狭い新川をさおを突き刺しながら進み・・・

最初に出版された本ですの画像
最初に出版された本です

 イザベラ・バードは、旅の目的地である北海道から船で横浜にもどり、その後は京都や伊勢神宮なども訪ねました。

会津街道ブックレットの画像
会津街道ブックレット

 新潟地域整備部では、津川を訪れたイザベラ・バードを紹介している「会津街道のブックレット」を配布しています。(事務所の入口脇にあるパンフレットのラックに備えています。)

会津街道ブックレットの記事はこちら(企画振興部のページにリンクします)

イザベラ・バードの画像の画像

「阿賀野川えーとこだ!流域通信」でも津川から新潟までのイザベラ・バードの旅が紹介されています<外部リンク>

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