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【新潟】平成27年度水辺愛護・保全団体交流会(第1回)を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054908 更新日:2015年7月23日更新

水辺愛護・保全団体交流会について

 この交流会は、平成21年度の「水辺愛護活動団体交流会」を初回として毎年開催しており、平成26年度からは水辺の環境保全に取り組む団体も加え「水辺愛護・保全団体交流会」として多数の団体の方から参加いただき、管内各地で開催してきました。
 今回は北区の「ビュー福島潟」を会場に、グループ討議を中心として約30人の参加を得て開催しました。

  • 開催日時:平成27年7月4日(土曜日) 午前9時30分~正午
  • 会場:水の駅「ビュー福島潟」 展望ホール(6F)
  • 次第
    1. 開会あいさつ
    2. 水辺愛護・保全活動の取組紹介
      1. 水辺愛護・保全団体活動位置図の紹介
      2. 北区うるおいの水辺ねっとわーくの紹介
    3. グループ討議
       議題:「活動上の課題と今後の抱負」
    4. 活動見学
       「福島潟ヨシあし和紙の会」(活動場所:菱風荘体験蔵)
    5. 閉会

平成27年度水辺愛護・保全団体交流会次第[PDFファイル/29KB]

水辺愛護・保全活動の取組紹介

(1)水辺愛護・保全団体活動位置図の紹介

 昨年度(平成26年度)、交流会事業の一環として局ホームページに「水辺愛護・保全団体の活動位置図」(団体ごとの活動状況表を含む。)を掲載しました。これは今までのアンケート結果や参加者の意見を踏まえた取り組みであり、団体間交流の推進に役立ててほしいものです。
 また、今年度から団体の活動内容をソーシャルメディア(フェイスブック)で紹介する取り組みを始めました。

(2)北区うるおいの水辺ねっとわーくの紹介

 昨年度は北区内の団体同士の相互視察会の実施、区による活動支援の方策などを検討しました。今年度は、活動場所を知ってもらうためリーフレットを作成し、スタンプラリーやバスツアーを行っています。多くの市民が参加し、水辺での活動への興味・関心が高まる先導的事業となることを期待しています。

問い合わせ先:北区役所区民生活課生活環境係 電話025-387-1295

北区うるおいの水辺ねっとわーく(リーフレットからの抜粋)[PDFファイル/3.85MB]

グループ討議

 参加者のみなさんは、4グループに別れて議題である「活動上の課題と今後の抱負」について日ごろ感じていることを話し合いました。

グループ討議の様子(Aグループ)の画像
グループ討議の様子(Aグループ)

Aグループの発表の画像
Aグループの発表

グループ討議の様子(Bグループ)の画像
グループ討議の様子(Bグループ)

Bグループはポストイットで意見を仕分けの画像
Bグループはポストイットで意見を仕分け

グループ討議の様子(Cグループ)の画像
グループ討議の様子(Cグループ)

Cグループのまとめの様子の画像
Cグループのまとめの様子

グループ討議の様子(Dグループ)の画像
グループ討議の様子(Dグループ)

Dグループのまとめの画像
Dグループのまとめ

 グループ討議の後、話し合った内容を代表者が発表しました。その結果、各団体が抱えている課題は概ね次の点に集約されることが分かりました。

課題

  • メンバーの固定化、高齢化、減少などの人的問題。
  • 補助金の打ち切りなど活動資金の工面が大変で、十分な活動ができない。
  • 不法投棄などによる河川環境の悪化の問題。

 また、今後の抱負として、各団体が考えている夢が語られました。子どもたちに豊かな自然環境を残したい、体験させたいというみなさんの思いは共通でした。

抱負・夢

  • 新たな活動に取り組み、会員を増やしたい。
  • 木舟に子どもたちを乗せ、川下りをして楽しみたい。
  • 舟運を復活させたい。
  • 豊かな自然環境を子どもたちに残したい。
  • 人と自然をつなぐ場を作っていきたい。

グループ討議のまとめ

グループ討議のまとめの画像
グループ討議のまとめ

 まとめとして、課題に対する解決策の提案を参加者のみなさんに求めたところ、次のような意見が出されました。

人的問題について

  • 水辺を生かした活動に関心を持ってもらうため、食イベントなどの新たな活動も必要。
  • 後継者確保・育成の観点から、小中学生や父兄を巻き込むことも必要。
  • 若者の取り込みには、地域の大学との連携も有効。
  • 中学校のボランティア部と協力して活動。

行政への要望事項

  • 水辺での活動に一般市民が興味を持ち参加するような仕組みづくりをしてほしい。
  • これにより裾野が拡がり、人材確保や河川環境の保全が進むと思う。

地域との協働

  • コミュニティ協議会は地域活動の主体として様々な行事を行っており、行政からの補助金の受け皿となっていることが多い。コミュニティ協議会と協働して活動することで、地域との新たな関係も生まれるのではないか。

活動見学

 グループ討議の後、「福島潟ヨシあし和紙の会」の活動を見学しました。この会は、ビュー福島潟に近い「菱風荘 体験蔵」で福島潟に生えるヨシを使い和紙づくりを行っています。
 参加者のみなさんは、紙漉き(すき)作業を見学したり、和紙製品について質問したりしながら、交流を図っていました。

紙漉き作業の見学の画像
紙漉き作業の見学

団体同士の交流の画像
団体同士の交流

水辺愛護・保全団体交流会(1回目)を終えて

 今回の交流会は、初めてグループ討議形式で行いました。新潟地域で活動する水辺愛護・保全団体のみなさんから多数の参加をいただいたにもかかわらず進行が不慣れでご迷惑をおかけしましたが、活発に意見交換ができたことは今後の活動に大きな収穫になったと感じました。参加者同士が各団体の課題や悩みを共有し、解決策を話し合いながら模索でき、とても有意義な時間でした。
 今年度は平成28年1~2月頃に2回目の交流会を予定しています。内容は未定ですが、今回出された課題に対する対応策や実践した団体の発表などができればよいと考えています。
 県では、この交流会が水辺愛護・保全団体のみなさんの活動に役立ち、新潟地域の特長である水辺空間の魅力向上に資するよう努めていきますので、今後ともご理解とご協力をお願いします。

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