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【新潟】大淵小学校4年生が山の下閘門排水機場と新潟浄化センター(下水処理場)を見学しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054726 更新日:2013年12月10日更新

新潟県管理施設見学会(大淵小学校)

 平成25年11月22日(金曜日)に大淵小学校4年生が山の下閘門排水機場(新潟市東区)と新潟浄化センター(新潟市東区)を見学しました。
 山の下閘門排水機場では、県の担当者から排水機場の役割の説明を受けた後、船を通す閘門が動くところを見て、信濃川と通船川の2メートル以上ある水位差を実感しました。
 新潟浄化センターでは、汚れた水をきれいにする微生物を顕微鏡で観察したり、下水の処理行程について担当者から説明を受けながら場内を廻ったりして、自分たちが出した下水がどのように処理されてきれいになるのかを勉強しました。
 以下に、それぞれの施設で、子供たちが勉強している様子をダイジェストで紹介します。

山の下閘門排水機場

 山の下閘門排水機場では、施設の職員から、新潟地域には海より低い土地が多いため、私たちの安全な生活のために排水機場が大事な役割を果たしていることなどの説明を受けた後、実際にポンプによる排水の様子を見学し、終わりに、閘門の開閉による信濃川と通船川の水位差の学習を行いました。
 そのときの様子を写真で紹介します。

新潟市には、海より低い土地が多いことを学習の画像
新潟市には、海より低い土地が多いことを学習

 最初に、山の下閘門排水機場の4階会議室で、私たちが暮らす新潟市には、海より低い土地が多いため、ポンプでの排水が常に行われていることを学びました。

排水ポンプを見学の画像
排水ポンプを見学

 見学したポンプは、平成10年8月4日の水害を契機として増設されました。これによって、山の下閘門排水機場の排水能力は以前の2倍以上になりました。(8コース25メートルプールの水を約8秒で排水できます!)

閘門を見学の画像
閘門を見学

 閘門の開閉を見学しました。閘門が開くと水位の高い信濃川から水が勢いよく流れ込みます。あっという間に2メートル以上水面が上昇する様子を、子供たちは興味深く見ていました。

新潟浄化センター(下水処理場)

下水道について学習の画像
下水道について学習

 下水道の仕組みについて、担当者から分かりやすく説明してもらいました。私たちが流した生活排水がどのようにしてきれいになって川に戻るのか、理解できました。

汚れを食べる微生物を発見!の画像
汚れを食べる微生物を発見!

 顕微鏡を使って汚れを食べる微生物を見ました。子供たちは、微生物が汚れを食べる様子を見て驚いていました。

反応タンクを見学の画像
反応タンクを見学

 反応タンクでは、汚れた水に微生物を混ぜて空気を入れてかき混ぜます。すると、微生物が汚れを食べてくれます。これによって、汚れた水がきれいになります。
 通路の横の池では、空気がブクブクと音を出していました。

小学生の皆さんへ

 新潟市立大淵小学校4年生の皆さんには、新潟市(主に東区と中央区)を水害から守っている「山の下閘門排水機場」と、生活排水をきれいにしている「新潟浄化センター(下水処理場)」を見学してもらい、皆さんの生活には、これらの施設がとても重要な役割を果たしていることを学んでもらいました。

 県では、小学生の皆さんに、普段あまり見ることのできない場所を含め、公共土木施設の見学会を開催していますので、興味・関心がある施設がありましたら、学校を通じて申し込んでください。皆さんの参加をお待ちしています。(来年度に実施の際は、事前に県から学校へ案内を送付します。)

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