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つうくり市民会議
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栗ノ木川親水護岸が完成
平成18年4月23日(日曜日)、新潟市本馬越の栗ノ木川に建設された親水護岸「水とみどりの広場」の完成記念式が、同じ日に開催された「栗ノ木川さくら祭り」の一行事として行われました。
この「水とみどりの広場」は、「つうくり市民会議」と栗ノ木川に近い沼垂小学校のみなさんが共同で企画したもので、川にもっと近づいて自然の水に親しんでみたい、昔のように船遊びもやってみたい、といった子供と大人それぞれの川への思いをすくい上げて構想をまとめました。
この構想を受けた県は、例年4月に開催される「栗ノ木川さくら祭り」までの完成を目指して工事を進め、3月4日には市民のみなさんから芝張りなどの作業をお手伝いしてもらった結果予定通りに完成することができました。
4月23日当日は穏やかに晴れ上がり、いつもならこの時期葉桜となっている川沿いの桜並木も今年は開花が遅れたことが幸いしてまだ十分に花が咲き誇り、名実ともに桜祭りという絶好のシチュエーションとなりました。
今年で3回目となる「栗ノ木川さくら祭り」は、栗ノ木川を愛する有志が実行委員会を組織して始めたもので、楽しいイベントを通じて地域の人たちに栗ノ木川をもっとよく知ってもらい、より良い川にしていきたいという願いが込められています。
午前10時、まず完成記念式が行われ、完成したばかりの階段護岸と船着場に張られたテープに来賓や子供たちがはさみを入れました。そのあとさっそく船着場に用意された板合せ(昔の和船)やボートの乗船体験が始まり、順番待ちの列ができるほどの人気を博していました。
子供たちが名付けたこの「水とみどりの広場」が末永く住民に愛され、また事故の無いよう正しく利用されることを願って止みません。
「水とみどりの広場」の看板
「水とみどりの広場」の看板
テープカット2
にぎわう船着場
出発!
気持ちいいね
この日好天に恵まれた「栗ノ木川さくら祭り」には大勢の市民が繰り出し、名物「勝太郎サンド」をはじめ沼垂の「うんめもん」がずらりと並んだ屋台をハシゴしたり、対岸に設けられたイベント広場で繰り広げられる万代太鼓や栗ノ木川総踊りなどのパフォーマンスを見物したりして楽しんでいました。更に午後には、多忙にもかかわらず篠田新潟市長が駆け付けてエールを送ったり、市の仕事の関係で新潟に来ていたデザイナーの山本寛斎さんがひょっこり現れるなどのハプニングがあったりで祭りの盛り上がりは最高潮に達しました。
盛況の屋台
小学生の万代太鼓
栗ノ木川総踊り