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地域整備部レポート
まちづくりシンポジウム開催
山の下閘門排水機場新ポンプ場完成記念シンポジウム
「安心からにぎわいへ・中地区の夢を語ろう」
平成15年3月16日(日曜日)の午後、新潟市中地区公民館ホールで「山の下閘門排水機場新ポンプ場完成記念シンポジウム」が開催されました。
地域の話題提供として「山の下閘門のしくみと役割」について、新潟土木事務所山下機場管理課長からお話をいただき、次いで「安心からにぎわいへ・中地区の夢を語ろう」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
「山の下閘門のしくみと役割」では、新潟地震後の震災復旧事業により、低水路方式にせざるをえなかったことに始まり、閘門によって舟運が確保されていることや流域の人々の安全な生活に欠くことのできない施設であることが力説されました。
また、平成10年8月の水害状況を振り返る中で「新山の下排水機場が完成しても、100%安全になるわけではない」と、防災に対しての地域の取り組みの重要性もうったえられていました。
パネルディスカッションでは、
星島卓美(通船川・栗ノ木川ルネッサンス)
「通船川や栗ノ木川の環境活動」
滝沢宇平(山の下地区自治振興協議会長)
「最近の自治会の取り組みと活性化」
三谷 清(東山の下校区自治連合会長)
「学校と地域での緑花の取り組み」
長沼則次(新潟土木事務所計画専門員)
「通船川・栗ノ木川の将来」
がそれぞれ発表されました。(敬称略)
次いで、大田朋子さん(にいがた弁研究家)のコーディネートで「中地区の夢」をテーマに語り合いが進行。「地域にあるみなとトンネルや山の下閘門を活かそう」、「地域を念頭に出来ることから手がけては」、「山の下から全国発信している人たちがいます」など、面白い発言が相次ぎました。
質疑では、道路整備はどうなるのかなどの質問もでましたが、トンネルが出来てから「新潟島の下本町市場の客足が増えて、ある焼き鳥屋さんの売り上げが倍増した」「病院が近くなった」など施設の効果も発表されました
メジャーな中地区をみんなで目指しましょう!!