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【長岡】三条市大谷地区において「読売の森」森づくり活動が実施されました。
五十嵐川は烏帽子山を源とし、信濃川と合流する一級河川。三条市の自然を語る上で欠かせない川である一方、平成16年の7.13水害、平成23年の7.29水害等を記憶されている方も多いのではないかと思います。
これらの水害の発生以降、河川水に濁りが生じ、アユやヤマメ等の生息数が減少するといった影響が見られるようになりました。
この状況を憂えた五十嵐川漁協が中心となり、読売新聞グループの支援を得て、五十嵐川上流域に植樹を行うこととなりました。
本活動の実施に当たっては、様々な団体の協力が不可欠でした。
このため、平成30年8月31日(金曜日)に三条市の国定市長を立会人として、読売リサイクルネットワーク・読売新聞東京本社・新潟県連合読売会・五十嵐川漁業協同組合・県央地域緑化推進協議会・(公社)にいがた緑の百年物語緑化推進委員会の関係者による協定書の調印が行われました(会場:三条市保内公園緑の相談所)。
植樹活動が行われたのは、平成30年10月17日(水曜日)。
会場は以前地滑りが発生し、現在はススキを主とした草地となっていた場所で、読売新聞関係者、五十嵐川漁協組合員をはじめとする地元関係者のほか、三条市下田地区の小学生(森町・大浦・笹岡・飯田の各小学校の3~4年生)等、総勢170名余りの参加を得てブナとコナラの苗を計1,000本植樹しました。
今後は、五十嵐川漁協組合員の皆様を中心に今回植樹した場所の下刈を定期的に行うほか、植樹活動を継続し、五十嵐川の清流を取り戻す取組が行われる予定となっています。