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地形の特徴

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052198 更新日:2019年3月29日更新

信濃川

 長野県の甲武信ヶ岳を源流とし、全長367kmの信濃川は長野県では千曲川と呼ばれ、飯山の渓谷から県境を越えて新潟県に入ると「信濃川」と呼び名が変わります。越後妻有では中津川や清津川の支川が、さらに下流では魚野川が合流し、長岡あたりから広い平野を作り出して新潟で日本海に注ぎます。

しなのがわのちょうかんず
信濃川の鳥瞰概略図

河岸段丘

 越後妻有の信濃川流域、特に中津川と信濃川合流地域には、国内でも有数の河岸段丘が形成されています。
 段丘の様子は、津南町のマウンテンパークから見ることができます。9段もの段丘が望めるその珍しい地形は、後方に苗場山、越後三山がそびえるたいへん壮大な風景です。

つなんまちのまうんてんぱーくからみたかがんだんきゅう
マウンテンパーク(津南町)から見た河岸段丘

河岸段丘の成り立ち

 日本列島の東西でユーラシアプレートと北米プレートが押し合っている境界が新潟県を通るフォッサマグナとして形作られていることが知られています。また、新潟県境から長野県にかけて、断層帯が存在していることも分かっていますが、信濃川流域には昔から地震が多いことで知られています。

ぷれーとのしょうとついめーじず
プレートの衝突イメージ図

 十日町盆地の東西にも信濃川に沿って走る断層の存在があることが分かっており、十日町地域で河岸段丘が何段にも発達したのは、約40万年前に噴火した苗場山の火山灰が信濃川などの河川により浸食されたことと、地面の隆起が何度も繰り返されたことによるものと考えられています。

かがんだんきゅうのできかた
河岸段丘のでき方

新潟の雪

にほんれっとうきんかいのかいりゅう
日本列島近海の海流

およそ1万2000年前、氷河期の終焉とともに海面が上昇すると、日本列島は徐々に大陸と切り離され、日本海には南からの暖流(対馬海流)が入り込むようになりました。すると、冬には日本海側に大雪をもたらすようになったのです。

暖流の流入、降雪のメカニズム(十日町市ホームページへリンク)<外部リンク>

しぜんかんきょうのへんか ごうせつちたいへのみちのり
自然環境の変化~豪雪地帯への道のり~

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