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教育下越324号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0123320 更新日:2019年6月29日更新

平成31年度の学校訪問

 平成31年度の学校訪問は、市町村教育委員会、学校等の要請を受けた場合に実施し、「プロジェクト支援訪問」と「市町村支援事業による訪問」の2種類とします。

1 プロジェクト支援訪問

  • 市町村教育委員会、教育関係団体、中学校区、小・中学校、幼稚園、こども園の要請に応じて、教科指導、特別支援教育、社会性育成、教育課程編成等について、必要な支援を行います。
  • 市町村教育委員会の要請に基づく訪問の場合、指導主事の旅費は県負担となります(予算に上限があります)。
  • 市町村教育委員会以外の要請に基づく訪問の場合、指導主事の旅費は、原則として要請者負担となります。

2 市町村支援事業による訪問

  • 市町村教育委員会と共に、授業に関わる支援を継続的に行う「学力向上パートナー事業」と、研修会や講演会において助言等を行う「研修会支援事業」があります。
  • 指導主事の旅費は、県負担となります(予算に上限があります)。
  • 各市町村ごとに、「学力向上パートナー事業」と「研修会支援事業」の合計で5回を上限とします。
    ※支援の対象となる教科が、これまでの国語、算数・数学、英語から、すべての教科に拡充されます。

 プロジェクト支援訪問は、年度途中の要請を受け付けます。追加要請を希望する市町村教育委員会、学校等は、当事務所に電話連絡を入れてください。訪問可能となった場合は、必要な手続きを進めてください。
 市町村教育委員会、学校等の主体性をこれまで以上に発揮していただくことになります。当教育事務所への積極的な要請を心よりお待ちしております。

相談における保護者支援のポイント~SSWが関わった事例をとおして~

 当事務所にはスクールソーシャルワーカー(SSW)が2名配置されており、臨床心理士や社会福祉士といったそれぞれの専門性を生かしながら支援に当たっています。
 ここでは、過去にSSWが関わった事例をとおして、要請が増えている特別な配慮を要する子どもの支援における、医療機関へのつなぎ方について、ポイントをお伝えします。

事例の概要

 多動傾向を示す小学校中学年A児。当初医療機関への受診について不安をもっていた父親が、SSWとの面談をとおして医療機関への受診を決心。医師から環境調整のための別室での少人数学習を勧められ実施したところ、他児童とのトラブルが減少。個別学習にも意欲的に取り組むようになった。そんなA児の様子に安心し、SSWや学校との面談を重ねる中で、父親は特別支援学級への転籍を前向きに考え始めた。

医療機関へのつなぎ方のポイント

 保護者は医療機関での受診と聞くと、受診した後の学校の支援に見通しがもてず、不安になることがあります。また、伝え方によっては、「学校に見放された」との思いを抱くこともあり、学校への不信感も招きかねません。
 そこで、医療機関へつなげる際には、以下の点に留意しながら面談をすることが大切です。

  1. 子どもや保護者の困り感に真剣に耳を傾け、「共感的理解」を心がける。
  2. 医療機関を受診することで、どんな支援が受けられるのか、見通しをもたせる。
  3. 「これからもぜひ、一緒に考えさせてください」と、受診後も変わらず支援を行っていく姿勢を伝える。「学校の手に負えません」「このままだと学校生活に影響が出ます」等の言葉は禁物です。
  4. 具体例を挙げながら説明したり、書面に文字や図で示して渡したりすることも大切です。保護者が面談の内容を振り返り、確認しやすくするためです。

 SSWは、子どもや保護者、学校の困り感を受け止め、子どもを取り巻く環境を多面的に見立て、支援策を提案しています。
 ぜひ、SSWを有効に御活用ください。平成31年度も、要請をお待ちしています。

「これからの ひとづくり まちづくり」の活用について

 社会教育課では、管内市町村における生涯学習・社会教育のより一層の振興を図ることを目的として、毎年度末に「これからのひとづくりまちづくり」を作成し、市町村の関係課及び、小・中学校に配付しています。各市町村の皆様からは、資料の提供をはじめ、訪問や電話による問い合わせ等に御協力をいただき、誠にありがとうございました。

「これからの ひとづくり まちづくり」の冊子の画像

本冊子の内容は、次のとおりです。

  1. 平成31年度方針及び主要施策の概要
    1. 生涯学習推進課
    2. 文化行政課
  2. 生涯学び活躍できる生涯学習社会の実現
    1. 多様な主体の連携・協働
    2. 学びを生かした豊かな地域社会
    3. 地域社会と学校の連携の促進
    4. 地域と連携した学習支援、家庭教育支援
  3. 参考資料
    1. 市町村の実践事例
    2. 地域の人材等を活用した学校の活動
    3. 生涯学習関係の平成31年度予定等

 本冊子には、県や各市町村それぞれの実態に応じた工夫と改善を重ねられた実践が数多く掲載されています。その一部を紹介します。

「世代交流のゲートボール大会」(粟島浦村)

 粟島浦小・中学校の体育館で、高齢者と児童生徒を対象に、ゲートボール大会を行いました。高齢者と子どもが混合でチームを編成しました。上位入賞チームには賞品が贈られました。

世代交流のゲートボール大会の画像

「コミュニティ・スクール研修会」(五泉市)

 7月に小・中学校及び教育委員会の職員で、コミュニティ・スクール研修会を実施しました。コミュニティ・スクールマイスターの講演を聞いた後、グループに分かれて選択したテーマについて話し合い、導入に向けての理解が深まると同時に、課題も明確にすることができました。

コミュニティ・スクール研修会のグループ協議の画像

「土曜学習『温故塾』」(阿賀野市)

 中学生を対象に、5月から3月までの土曜日に、学習塾を開設しています。平成27年度にスタートし、現在は3会場で市内4校の中学生を対象に実施しています。各会場の定員は20名で、講師は元教員や塾講師、大学生等にお願いしています。

土曜学習「温故塾」の画像

「地域未来塾」(胎内市)

 黒川中学校では、3年生を対象に平日の放課後週4回、自主学習に対する補助や質問教室を実施しています。地域の方(元教員等)にボランティアとして学習補助をしていただき、参加生徒からは集中して取り組めると好評です。

地域未来塾で中学3年生が学習している画像

 子どもを取り巻く環境が大きく変化し、学校と地域の連携・協働の必要性が叫ばれています。下越管内でも、地域学校協働活動やコミュニティ・スクールの取組も着実に進んでいます。
 学校と地域の連携をより深めるために、学校及び行政の職員はもとより、地域コーディネーターや社会教育委員等、多くの関係者の皆様に、「これからの ひとづくり まちづくり」を活用いただきますようお願いいたします。

教育下越324号を入手する[PDFファイル/313KB]

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