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教育下越323号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0123318 更新日:2019年6月29日更新

教職員事故の根絶

1 今年度の状況

 平成31年1月末現在の管内における主な教職員事故の発生状況は以下のとおりです。昨年度と比べ3件減となり、個人情報事故ゼロ、公務災害事故半減など、成果が明らかな部分もある一方で、2年ぶりとなる懲戒処分事案が発生しており、服務規律と綱紀保持の更なる徹底が望まれるところです。
 年度末・年度初は、職員の異動、児童生徒の卒入学・転出入を控え慌ただしい時期です。ゆとりを失い性急に業務を進めた結果、思わぬ事故を引き起こすこともあります。点検と確認を十分に行い、事故防止に努めるようお願いします。

今年度の管内の主な教職員事故発生状況の画像

2 事故の防止について

  1. 速度超過違反・交通加害事故
    今年度は管内で、速度超過違反による懲戒処分事案(減給)が発生してしまいました。法定速度80km/hの高速道路で52km/hの速度超過を犯したものです。
    交通加害人身事故は4件ですが、相手にけががないために物損扱いとなった件数は20件近くと昨年度に比べ大きく増えました。中でも、前方の車への後方からの追突事案が非常に多く、不注意や集中力の欠如が事故の主な原因です。
    車は凶器になり得るとの認識を常にもつこと、法令遵守・心のゆとり・運転に集中できる体調維持を心掛けることについて、更なる徹底をお願いします。
  2. 飲酒運転
    県内では飲酒運転による懲戒免職事案が発生し、3年連続となってしまいました。飲酒運転の危険性、悪質さは誰もが理解しているはずなのに後を絶たないのはなぜでしょうか。「これくらいなら運転できる」という過信が背景にあると考えます。それを踏まえ、各学校の対策や取組が本当に実効性のあるものになっているか、見直しをお願いします。
  3. 公金等の厳正な取扱い
    今年度管内で、市町村から支給される補助金の不適切な取扱いが発覚しました。事故の原因は、第一に取扱規程が整備されていないことであり、さらに現金の扱いに関する意識の甘さがあったと考えられます。
    管内ではわずか数年前に、横領による懲戒免職事案が発生しました。公金、徴収金ともに、規程に則った厳正な処理と複数での相互チェック体制の確立を重ねてお願いします。
  4. その他
    交通事故後の不適切な処理、教育活動中の不適切な画像の投影などの事案が発生しました。さらに、不適切な指導や言動、業務の不適切な執行なども複数報告されています。児童生徒にとって、教職員は大人のモデルです。一人一人が襟を正して業務にあたるようお願いします。

3 終わりに

 公務災害申請事故は例年より少ない状況ですが、長期病気休暇取得者や休職者は例年より多くなっています。心身の健康は働き方と密接に結び付いています。職員一人一人の意識・自覚とともに、職場の環境づくりや業務改善の観点からも自校の実態と取組を見直し、児童生徒にとっても職員にとっても安全で安心な学校となるよう、校内全職員の力を結集しましょう。

社会同和教育市町村巡回研修会(報告)

 本研修会は、県民の同和問題及び社会同和教育の正しい理解を深め、差別解消に向けた実践を促すために県内4会場で実施されました。
 今年度下越管内では、11月29日(木曜日)関川村立関川中学校を会場に地域住民、学校・行政職員等120名あまりの方においでいただきました。
 研修会では山本亘教諭による関川中学校の同和教育の取組説明、全校6学級での授業公開、そして、村上市の野田尚道様の御講演がありました。

授業公開

 授業は全学年が「生きる4」を活用しており、題材は下表のとおりです。

公開授業の「生きる4」題材名
1年生

「文字を覚えて夕焼けが美しい」

~北代色さんの生涯~

2年生 「Aさんの歩んだ道」
3年生

「就職差別をなくすために」

~ある青年の手記より~

 参観された感想には「子どもたちの様子や授業を見ることができてよかったです。」「同和教育について深く考えることができました。」「大切なことですので今後も続けてほしいです。」等の声が多く、同和教育への意識の高さが感じられました。

講演会

 部落解放・人権政策確立要求新発田市実行委員会副会長、曹洞宗東岸寺住職の野田尚道様から「被差別部落の歴史から学ぶこと-自分が人間らしく生きるために-」と題して講演をしていただきました。
 講師御自身の学びや経験に基づき、分かりやすく心を揺さぶる内容でした。同和問題だけでなくハンセン病患者の現状についてもお話しくださり、「子どもの差別をなくすには、周囲の大人の差別意識をなくすこと」という言葉が印象に残りました。
 今年度の研修会で関川村にお住まいの皆様の参加が多くあり、本研修会の趣旨である県民の理解を深めるための一歩となりました。
 各学校においても関川中学校の取組を参考にされ、ぜひ地域住民の皆様への啓発をお願いします。

講演会の画像

「地域学校協働活動」文部科学大臣表彰(報告)

 平成30年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を胎内市立黒川小学校が受賞しました。
 黒川小学校では、PTAや学校支援ボランティアである黒小サポーターズ、放課後子ども教室関係者で地域学校協働本部を組織し、黒川小学校後援会の支援を受け、学校と地域が連携・協働し、一体となって取組を進めてきました。今年度からコミュニティ・スクールの認定を受け、学校運営協議会と地域学校協働本部とで「思いやりの心をもって未来を切り拓く子どもたちの育成」を目指した取組を進めています。
 地域との合同防災訓練や親子ふれ合い登山等を実施し、学習支援やあいさつ運動等で日常的に子どもたちと親しい関係を築いています。
 子どもたちの姿に「思いやりある行動が見られた」「地域のよさを見付けることができている」といった成果が表れてきています。

児童が地域の方にインタビューしている画像

「早寝早起き朝ごはん」文部科学大臣表彰(報告)

 村上市立岩船中学校区(岩船中学校、岩船小学校)では、自分の生活習慣の課題を把握し、自らが生活改善していく能力を身に付けることを目指し、小・中の養護教諭や栄養教諭、体育主任、生活指導担当が小中連絡会を組織して、「早寝早起き朝ごはん」に、中学校区全体で取り組んでいます。
 「早寝早起き朝ごはん」を合い言葉に、生活リズム強調週間を年3回、同時期に実施することで、地域全体で子どもたちの生活習慣について見直す良い機会となっています。
 保健の学習を基に「主食・おかず・汁の朝ご飯」や「7時間以上睡眠」などについて、生活リズムチェックシートを活用して発達段階に応じた取組をしています。
 集計結果は、保健だよりで家庭に伝えるとともに、地域懇談会や期末保護者会での話合いの資料として活用し、就寝時刻やメディア使用についても家庭への協力を依頼しています。
 これらの取組により、7時間以上睡眠する、朝食を毎日食べる等、生活習慣を意識する児童生徒が確実に増加してきています。

生徒が生活リズムについて考えている画像

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