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教育下越317号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051639 更新日:2019年3月29日更新

生徒指導における理解と対応のプロセス~スクールソーシャルワーカー(SSW)の相談援助技術から~

 下越教育事務所にはSSWが2名配置されています。SSWの相談援助技術は、生徒指導における理解と対応にも応用できるものです。

徒指導における理解と対応のプロセスの画像

 アセスメントにおいては子どもたちがどんな思いで生きているのか、本人の情緒や生育歴、あるいは本人を取り巻く環境、問題点の他、どんな希望をもっているのかということを把握します。プランニングでは、子どもたちをどう理解するか、その理解に基づいて、いつ、だれが、どのように子どもや保護者に関わっていくか、具体的なプランを練ります。そして、そのプランに基づいて実践を進めます。担任の先生が中心となるでしょうが、担任に限らず、その子が危機的状況(環境)から立ち直り、もっと個性を引き出し、伸ばしていけるようにコーディネートできる人が関わっていくことになります。場合によっては、チームで関わります。これがインターベンションで、最も重要なプロセスです。
 生徒指導は、コミュニケーションによって子どもたちに気付きを促すことが大切です。コミュニケーションというのは言語だけに限りません。一緒に汗を流してボランティア活動にいそしむ、キャッチボールをする、このようなことも広い意味でのコミュニケーションです。そこで促された気付きに基づいて、子どもたちが自分が困っている行動、あるいは周りが困っている行動を変容させる、そのような働きかけを行うことが生徒指導実践です。
 その後、必ずモニタリング(評価)することが重要となります。うまくいっているのか、いないのか、うまくいっていなかったらどこが問題なのか、あるいはもう学校だけでは無理なのか、無理だと判断したときは、関係機関と連携しながら継続的に指導・援助していきます。このような対応のプロセスが、生徒指導には求められています。
 アセスメントからモニタリングまで適切に行い、多面的に児童生徒理解を深めていきましょう。

深めよう 絆 県民の集い 下越地区は10月13日(土曜日)です

 今年度の「深めよう絆県民の集い(下越地区)」は、「自他の命の大切さ」をテーマに開催します。

  • 日時 平成30年10月13日(土曜日)午後1時15分から午後4時05分
  • 会場 胎内市産業文化会館
  • 内容

オープニング

胎内市立中条小学校マーチングバンド

第1部実践発表会

  • 胎内市立中条中学校のみなさん
  • 県立新発田商業高等学校のみなさん
  • 県立新発田竹俣特別支援学校のみなさん
  • 胎内市立築地小学校地域コーディネーター 近 愛 様

第2部講演会

講師 新潟大学大学院教授 神村 栄一 様
「他人の苦痛が快になる心理の理解」といじめ対策・未然防止(仮)

 進行役は、フリーアナウンサー船尾佳代様です。7月下旬に各市町村教育委員会を通じて、学校、保護者、社会教育団体等に案内、チラシ等を配付します。積極的な参加をお願いします。

児童生徒の事故防止を!

 今年度は傷害事故が増加しています。事故件数は7月1日現在の状況で、()内が昨年度の数値です。

  • 交通事故:8件(11件)
    自転車での事故。特に中学校で、大会会場へ行く途中の事故が2件ありました。
    〈状況〉自転車走行中及び歩・走行中:6件 自動車同乗中:2件
  • 傷害事故:39件(33件)うち管理下32件
    昨年度なかった児童生徒の死亡事故が残念ながら2件発生しました。学校管理下外ではありますが、児童生徒の生命を守ることは最重要課題です。日頃からの継続的な指導を切にお願いします。また、小学校では、休憩時間中13件、中学校では部活動中6件の事故が発生しています。
    〈事例〉おにごっこをし、転倒して後頭部を打撲。部活動でランニング中、転倒して脳しんとう。など
    各校で繰り返し以下の指導をお願いします。
    1. 「一時停止」「左右安全確認」等の徹底と自動車乗車中のシートベルト着用等の安全配慮
    2. 遊び、部活動での状況把握や安全指導
    3. 事故防止のための家庭・地域との具体的連携

「特別の教科 道徳」に求められていること

 小学校では今年度から、中学校では来年度から「特別の教科道徳」(以下、道徳科)が実施されます。
 これを受け、小学校においては、道徳の時間から道徳科への移行が円滑となるよう、新学習指導要領に基づいた取組を進めること、中学校ではそのための準備を進めることが重要です。
 道徳科に求められていることの一つは、授業の量的確保と質的充実です。全体計画、年間指導計画の作成に並行して、教師が明確な指導観をもって授業を構想し、実践することを積み重ねてください。
 学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育を全職員で共通理解し、意識的・意図的に協働して実践することが、今もこれからも求められる道徳教育の在り方です。その上で、年間指導計画に基づき、年間35時間の道徳の授業を確実に実施するようお願いします。

道徳科に求められていること

  • 量的確保
  • 年間35時間の授業を実施する
  • 質的充実
    • 「考え、議論する道徳」等を意識した「主体的・対話的で深い学び」のある授業の構想
    • 数値などによらない個人内評価

考え、議論する道徳

 道徳授業の中で質の高い多様な指導方法を工夫することが必要です。(主体的・対話的で深い学びを構想する)

  1. 読み物教材の登場人物への自我関与(自分との関わりで考える)が中心の学習
  2. 問題解決的な学習
  3. 道徳的行為に関する体験的な学習

等が考えられます。

※主たる教材として教科書を使用しなければなりませんが、地域教材等多様な教材の活用に努めることとされています。「生きる」の活用についても年間指導計画への位置付けを明確にすることが大切です。

 小中が連携して年間指導計画を作成し、9年間を見通した指導を模索している中学校区があります。児童生徒や地域の実態に即し、重点内容項目を統一したり道徳授業を公開し合ったりしています。ぜひ、各中学校区で連携を深め、道徳教育の推進のための取組をお願いいたします。

PTA指導者研修会~佐渡地区・下越地区~

 この研修会は、心身ともに健全な児童生徒を育成するPTA活動に関する研修を行い、指導者としての資質の向上を目的に開催しています。

  • 佐渡地区
    期日:平成30年6月15日(金曜日) 会場:あいぽーと佐渡
  • 下越地区
    期日:平成30年6月22日(金曜日) 会場:聖籠町町民会館

事例発表

  • 佐渡会場講師:胎内市立中条小学校 校長 石塚 文弘 様
  • 下越会場講師:胎内市立中条小学校 PTA会長 小野 門知 様
  • 演題:「学校、家庭、地域を結ぶ架け橋として」

 胎内市立中条小学校PTAは、平成29年度優良PTA文部科学大臣表彰を受賞しました。中条小学校の子どもたちを支えるボランティア活動、地域を活性化するための活動、児童の安全を守る活動等の事例を発表いただきました。
 参加者から次のような意見が出されました。
「PTA会員の意識の高さを感じました。」
「ぜひ自分の学校のPTAでも、もっとたくさんの活動をしてみたいと思います。」
「学校に協力する方が楽しいと感じることが大切だと分かりました。」

グループ協議

 「学校と地域の連携をより推進するためにPTAとして取り組めること」をテーマに少人数で協議しました。
 最初に、地域が学校を支援する活動や学校が地域を支援する活動を紹介し合い、情報を共有しました。
 更に、地域と学校が相互に支援していく関係づくりのための条件、提案について話し合いました。それを受け、各自がこれから単位PTAに戻って取り組めそうなことについてまとめました。参加者から次のような意見が出されました。「PTAが、地域と学校をつなぐパイプ役になれるようにしたいです。」
「地域の人と交流の場をもち、PTA会員と同じ意識をもってもらうよう努めます。」
「先生が異動しても活動が継続できるように、地域の人同士のつながりが大切だと感じました。」
 今後、各単位PTAで、学校と地域の連携に向けた具体的な取組が期待されます。

PTA指導者研修会グループ協議の画像

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