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平成30年度 地域連携担当教員研修会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051590 更新日:2019年3月29日更新

趣旨
 地域連携担当教員として、社会教育や生涯学習に関する知識と理解を高めるとともに、地域との連携・協働の必要性や役割を講義や事例から学び、学校と地域をつなぐキーパーソンとしての資質・能力の向上を図る。
 管理職として、地域とともに歩む学校づくりのために、地域連携を推進するためのキーパーソンである地域連携担当教員を有効に活用する方法や地域との連携・協働を推進する学校経営について学び、リーダーシップとマネジメント力の向上を図る。

参加対象

対象者 参加する研修・態様
担当教員を初めて経験する教諭 担当教員研修に参加する
担当教員を複数年経験している教諭 2つの研修のいずれかに参加する
担当教員の担当する教頭 管理職等対象研修に参加する
希望する管理職(校長・教頭) 管理職等対象研修に参加できる
希望する行政担当者 管理職等対象研修に参加できる

管理職等対象研修は、内容の充実を図るため、県立生涯学習推進センターが実施している 地域連携コーディネーター養成スクールの受講生を加えて実施する。

1 担当教員対象研修

⑴ 期日・会場・対象地域

平成30年5月14日(月曜日) 県立生涯学習推進センター 三条市・加茂市・燕市・田上町・弥彦村
下越地区と合同
平成30年5月17日(木曜日) 魚沼市中央公民館 長岡市・見附市・柏崎市・小千谷市
十日町市・魚沼市・南魚沼市
出雲崎町・湯沢町・津南町・刈羽村

⑵ 日程

 13時10分~13時30分 受付
 13時30分~16時30分 開会・講義(60分)・ワークショップ(70分)・発表・講評
 16時30分~16時40分 閉会・アンケート記入

⑶ 講義

  • 講師:新潟市アグリパーク教育ファーム園長 真柄 正幸 様
  • 演題:「生涯学習社会における学校教育と地域連携」

⑷ ワークショップ

  • テーマ:「地域連携担当教員としての課題解決を目指して」
  • 内容:4~5人のグループでの協議

⑸ 研修の概要

真柄正幸 講師の画像
真柄正幸 講師

 2会場合わせて196名の参加がありました。講師の真柄様からは、社会の変化と学校の教育活動に即して、地域と学校との連携に関わる法令や制度の整備についての講義があり、その後のワークショップでは、「地域コーディネーターとの連携」や「地域の教育資源の活用」などを話題に、活発な意見交換が行われました。

2 管理職等対象研修

⑴ 期日・会場・対象地域

平成30年8月7日(火曜日) 聖籠町文化会館 三条市・加茂市・燕市・田上町
下越地区と合同
平成30年8月8日(水曜日) 小出郷文化会館 長岡市・見附市・柏崎市・小千谷市
十日町市・魚沼市・南魚沼市・出雲崎町
湯沢町・津南町・刈羽村

⑵ 日程

 13時10分~13時30分 受付
 13時30分~16時15分 開会・基調講演(70分)・シンポジウム(90分)
 16時15分~16時20分 閉会・アンケート記入

⑶ 基調講演・シンポジウム

  1. 講演の演題:「地域と学校の連携・協働を推進するために求められるもの」
  2. シンポジウムのテーマ:「これからの地域と学校の連携・協働のあり方を考える」

⑷ 講師・シンポジスト

(1)8月7日(火曜日) 聖籠町町民会館

  • 講師
     文部科学省 国立教育政策研究所 社会教育実践研究センター 社会教育調査官 二宮 伸司 様
  • シンポジスト
    • 村上市 村上地区公民館 館 長 板垣 和伸 様
    • 胎内市立 きのと小学校 校 長 佐藤 新一 様
    • 聖籠町教育委員会 地域コーディネーター 大倉 幸子

(2)8月8日(水曜日) 小出郷文化会館

  • 講師
     栃木県教育委員会事務局生涯学習課 生涯学習振興担当課長補佐 国立教育政策研究所フェロー 井上 昌幸 様
  • シンポジスト
    • 南魚沼市 子ども・若者育成支援センター 主 任 長尾 正史 様
    • 見附市立田井小学校 校 長 外山 孝 様
    • 上越市 三和区青少年育成会議 地域コーディネーター 荒井 則子 様

⑸ 研修の概要

小出郷文化会館の画像
小出郷文化会館

 管理職対象研修では、2会場合わせて293名の教員の参加がありました。講師の二宮様と井上様からは、全国の先進的な学校と地域との連携協働実践事例が紹介されました。また、地域学校協働活動やコミュニティ・スクールなどの施策の背景や経緯を知るのが重要であること、管理職が「今、うまくいっているから地域連携は必要ない」では、望ましいリーダーシップ、マネジメントとは言えないという指摘がありました。
 シンポジウムは、行政、学校(校長)、コーディネーターから3名のシンポジストを迎え、各会場の講師がコーディネーターを務め、実践事例の成果と課題を発表した後、フロアーからの質問に答えました。コミュニティ・スクールや地域学校協働本部、地域コーディネーターや学校支援ボランティアについて、具体的事例から多くを学ぶことができた研修でした。

3 まとめ

魚沼市中央公民館の画像
魚沼市中央公民館

 社会の急速な変化に対応し、これからの時代を生きる子どもたちを育てるためには、学校と地域が連携を進め、教育活動に関してお互いが責任を担い合う関係を構築する必要があります。そのためには、校長のリーダーシップの下、全職員が地域との連携・協働の実践力を高めることが重要です。
 参加者の事後アンケートでは、研修が今後に役立つという肯定的な回答が大半でした(担当教員対象研修97%、管理職対象研修89%)。
 今後とも、学校と地域との連携・協働に関する校内研修を重ねていただき、地域連携担当教員が中心となった組織・体制づくりを推進してくださるよう、お願いします。

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