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平成29年度 子ども読書レベルアップ研修会を開催しました(平成29年11月24日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051556 更新日:2019年3月29日更新

 新潟県教育委員会では、子どもの自主的な読書活動が推進されるよう、読書の魅力や楽しさ、大切さを広く紹介して理解者や応援者の拡大を図るとともに、研修会による指導者の養成、学校・図書館・市町村等と連携した子どもの読書環境の整備を図っています。本年度は、上・中・下越、佐渡地区ごとの会場で、各4回程度の「子ども読書レベルアップ研修会」を開催しました。

研修会の目的

  • 地域で子ども読書活動推進の牽引役となる方を対象とした研修会を実施することにより、関係者の総合的な知識と実践的な技術の習得及びスキルアップを図ります。
  • 学校での活動を活性化させるために、子ども読書活動推進する関係者のネットワークの構築及び連携強化を図ります。

研修の内容

8月31日(木曜日)燕市中央公民館(17名参加) 10月31日(火曜日)十日町情報館(14名参加)

8月31日(木曜日)燕市中央公民館(17名参加) 10月31日(火曜日)十日町情報館(14名参加)の画像

テーマ:「体験しよう!本を知り人を知るビブリオバトル」
講師:新潟青陵大学短期大学部 准教授 峰本 義明 様

参加者の感想

  • ビブリオバトル、はまった!いろいろな本を知ることができ、自分ではなかなか手に取らないかも知れない本と出会うことができ、どれもこれも読んでみたい気持ちになった。本を読むのも楽しいが、本について語り合うことがこんなに楽しいのかと思った。学級の子どもたちともしてみたい。ブッククラブをして、読書は自由でいいんだと改めて感じた。育った環境や人間関係、その他いろいろな要因でみんな読み方が変わってくる。それを交流させることに意味があるのだと感じた。ぜひまた峰本先生のお話を伺いたいと思った。
  • リーディング・ワークショップを体験して改めて選書の難しさを知り、大勢の仲間とやってみたいと思った。知らない本と出会ったり選者の人間性を知ったり、発見の多い時間だった。ビブリオバトルを子どもたちと楽しんでやりたいと思った。もっともっと本の世界へ子どもを連れて行きたい、TVやPCゲームから離れて自分で読む楽しさを教えたい。ビブリオバトルで自分の一押しの本を発表させたりチャンプ本を決めたりして楽しめそうである。

9月8日(金曜日)燕市吉田公民館(15名参加) 10月5日(木曜日)十日町情報館(20名参加)

9月8日(金曜日)燕市吉田公民館(15名参加) 10月5日(木曜日)十日町情報館(20名参加)の画像

テーマ:「読書会を体験してみよう~リテラチャー・サークルを中心に~」
講師:新潟大学教育学部 准教授 足立 幸子 様

参加者の感想

  • リテラチャー・サークルという聞いたことがなかったので、どんなものかなあという好奇心で参加した。こんな読書体験は初めてでとても新鮮だった。他の人と考えが違ったり、同じだったりで、とても楽しかった。役割がはじめにあることで意識しながら読むという新たな体験をした。これを子どもたちとどういうふうにやっていけば良いか課題である。
  • 講義、演習とも、とても新鮮で刺激的な時間だった。それぞれの人にとって、読み方のとらえ方や感じ方が異なり、おもしろさを体感した。今まで知っていた読書会とはまた違う視点が得られた。

9月12日(火曜日)燕市中央公民館(21名参加) 9月21日(木曜日)十日町情報館(21名参加)

9月12日(火曜日)燕市中央公民館(21名参加) 9月21日(木曜日)十日町情報館(21名参加)の画像

テーマ:「どの子にも<読む力>から<情報を使う力>まで」
講師:青山学院女子短期大学 教授 堀川 照代 様

参加者の感想

  • 情報リテラシーの話が有意義だった。図書館クイズはやってみたいと思った。演習では、悩みに答えてもらいありがたかった。良い研修会なのでもっと参加者が増えると良いと思った。
  • 2年ほど前、堀川先生の研修を聖籠町の図書館で受けた。その時「鍛えよう!読む力」を紹介していただいた。後に学校の先生向けの研修で、その中にあったポップを先生方に実際作ってもらった。大変好評だった。前回よりも学校図書館が重要になっていることを実感した。

9月29日(金曜日)十日町情報館(18名参加) 10月27日(金曜日)燕市吉田公民館(17名参加)

9月29日(金曜日)十日町情報館(18名参加) 10月27日(金曜日)燕市吉田公民館(17名参加)の画像

テーマ:「本を身近におく子を育てるために~物語のメソッド~」
講師:新潟県立大学 非常勤講師 錦 恵美子 様

参加者の感想

  • 「疑問に思うことや想像力をかき立てる話でないと子どもの心に残らない」ということに気をつけて本を選びたいと思った。グループワークは、いろいろな人と交歓できてとても良い機会を与えてもらった。
  • 読む側と読まれる側を間を置かず体験することで、気づくことが多くあった。自分か読んでいるときは、楽しむ気持ちはあるが読むことに集中しているために、一種の緊張感があった。誰かが読んでくれているときは安心感をもった。また、文字を追うことを人に委ねられるので、じっくりと絵を味わうことができた。同時にオノマトペの音の響きを明瞭に楽しむことができた。人から絵本を読んでもらうことの意味を再確認でき、非常に有意義だった。

まとめ

 中越地区は、燕市中央公民館と燕市吉田公民館、十日町情報館の2地区を会場として開催し、のべ144名の方が参加されました。主な参加者は、公立図書館職員:38%、読書ボランティア:30%、小学校・中学校教員:22%でした。参加者のアンケートでは、「講義が大変有意義だった:90%、どちらというと有意義だった:10%」「グループワークが大変有意義だった:93%、どちらというと有意義だった:7%」と高い評価をいただきました。

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