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急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0122657 更新日:2019年6月29日更新

1 急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)とは

概要

 急性弛緩性麻痺(Acute Flaccid Paralysis。以下「AFP」という。)は、急性灰白髄炎(以下「ポリオ」という。)等の急性な弛緩性麻痺を呈する疾患の総称です。
 弛緩性麻痺とは、筋肉を収縮させる機能が失われ、だらりとした状態になり、動かすことができない状態を表しています。AFPはポリオ(ポリオウイルスが原因)に限らず、ほかのウイルス感染症(エンテロウイルスA71やD68など)や、ギランバレー症候群等でもみられることがあります。
 つまり、AFPという疾患名は、特定の病原体による特定の病気を指しているのではなく、様々な原因で起こりうる、特徴的な症状(弛緩性麻痺)を起こす病気をすべて含んでいることになります。

感染症発生動向調査での取り扱い

 AFPの原因となる病原体のうち、克服に向けた対策が重点的にとられているのは、ポリオです。
 世界保健機関(WHO)は、ポリオ対策の観点から、各国でAFP を発症した15歳未満の患者を把握し、当該患者に対してポリオにり患しているか否かの検査(以下「ポリオウイルス検査」という。)を実施することで、ポリオが発生していないことを確保することを求めています。
 これを踏まえ、我が国においても、AFP を発症した15歳未満の患者のうち、ポリオでない者の届出を行うこととなりました。

2 県内・全国の発生状況等

県内・全国における急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)の発生状況(平成30年12月2日現在)

県内・全国における急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)の発生状況(平成30年12月2日現在)の画像

県内・全国におけるエンテロウイルスD68検出状況(平成30年)

県内・全国におけるエンテロウイルスD68検出状況(平成30年)の画像

2 予防及び治療について

予防

 予防接種はありません。
 ウイルス感染が一因として考えられているため、手洗い、うがい、咳エチケットが予防法として挙げられます。

治療

 現在のところ、著効する治療法はなく、対症療法、支持療法が中心となります。

3 届出・その他(医療機関の皆様へ)

 本疾患は感染症法上、平成30年5月1日より五類感染症(全数把握対象)に定められており、診断した医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出ることが義務付けられています。
 届出の基準は、上記1の臨床的特徴を有する人を診察した結果、症状や所見から急性弛緩性麻痺が疑われ、かつ、下記の要件を全て満たす場合となります。

要件

  1. 15歳未満
  2. 急性の弛緩性の運動麻痺症状を伴って死亡した者、又は当該症状が24時間以上消失しなかった者
  3. 明らかに感染性でない血管障害、腫瘍、外傷、代謝障害などでないこと、及び痙性麻痺でないこと

 なお、急性灰白髄炎との鑑別が必要となることから、診断後速やかに病原体検査のための検体を採取し、検査結果を待つことなく、出来るだけ速やかに最寄りの保健所へ届出頂きますよう御協力をお願いします。

 診断・検査等の詳細な内容については、下記の手引きを御参照ください。

急性弛緩性麻痺を認める疾患のサーベイランス・診断・検査・治療に関する手引き[PDFファイル/2.54MB]

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