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【柏崎】みんなですすめよう!「減塩」
新潟県では、全国と比べて胃がんや脳卒中の死亡率が高く、これらの対策として減塩対策が重要となっています。
その対策として、外食の増加など近年の食環境の変化に応じて、企業をはじめとした、さまざまな担い手が協働して「減塩」に取り組むことが大切です。
なぜ、減塩なの?
減塩は脳卒中だけでなく、心臓病や腎機能障害、胃がんの予防などに効果があることが分かっています。
特に、新潟県の男性は全国に比べ、「胃がん死亡率」がワースト4位、「脳血管疾患死亡率」がワースト5位(平成29年人口動態統計)であり、その対策が求められています。
当部では、「減塩」を給食施設や飲食店への普及、6月の「食育月間」、9月の「健康増進普及月間」での啓発等に取り組んでいます。
平成30年度までの取り組み
新潟県では、平成21年度から平成30年度の10年間、「にいがた減塩ルネサンス運動」をすすめ、ステップ1(平成21から24年度)、ステップ2(平成25から30年度)に取り組んできました。
- ステップ1の目標
- 「食塩摂取量1gの減少」
- 「野菜1皿の増加」
- 「果物1日1個程度の摂取」
- ステップ2の目標は、
さらに、- 「食塩摂取量1gの減少」
- 「野菜1皿の増加」
継続して、 - 「果物1日1個程度の摂取」
その結果、食塩の摂取量は減少(1人1日あたり1.2g)しましたが、野菜と果物の摂取量はほぼ変わらず、今後もさらに減塩の取り組みが必要です。
チェックしてみましょう!「塩を取り過ぎ新潟県民の10の食習慣」
新潟県が作成したチェックツールです。あてはまる項目が多いほど、塩を取り過ぎています。回答から塩の取り過ぎ度や推定食塩量もわかります。
あなたはどうですか?ぜひ用紙を印刷して、チェックしてみてください。
塩を取り過ぎ新潟県民の10の食習慣 [PDFファイル/865KB]
無理なくできる減塩のポイント!
減塩は、生活習慣病の予防や重症化予防にとって重要なことです。日ごろの生活習慣を少し見直すことによって、無理なく減塩することができます。
そのポイントとは、
食材を増やす
具だくさんのみそ汁にする。
上手に使う
- 食材本来の風味を生かす。
- レモン、酢や香辛料を上手に利用する
- 低塩の調味料を上手に使う。
- しょうゆ、ソースなどは、かけないで、つけて食べる。
控える
- 漬け物は控える
- めん類の汁は残すようにする。
- 加工品、インスタント食品は控える。
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