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【上越】がんばる普及指導センターの活動を紹介
上越地域で40年以上活動を続けている「上越農業・生活改善グループ連絡会」が、普及センターの見学と勉強会を開催しました。
当連絡会の会員は20名で、地産地消の推進や食農教育のための交流会、毎年3月には総会と研修会を開催しています。
このところ異常気象が続き、農作物の栽培管理に苦慮することも多いことから、今年の研修会では、気象に対応した栽培方法の勉強会とあわせて、普及指導センターの所管する施設である実験室や作業棟、生活改善実習室等の施設を見学しました。
普及指導センターでは、水稲、そば、大豆、野菜、果樹、花卉、畜産などの栽培技術等の指導を行うにあたり、農作物や土壌の現状確認や栽培管理対策検討のために、各種調査を行っています。
その際に使用するのが各実験室であり、参加した会員は、土壌診断で使用する乾燥機、振とう機、PHメーター、病害虫診断や生育診断に使用する顕微鏡、食味分析に使用する食味計、水分計など普段見かけない機材に興味深く見入っていました。
また、農産加工品の試作や、農産物の食味調査等の際に使用する生活改善実践室を見学し、普及指導センターの活動の幅広さに感心されていました。
その後は、気象に対応した水稲及び野菜の栽培方法を勉強し、今年の栽培管理の留意点を確認しました。
普及指導センターでは、連絡会の皆さんが食農教育の先頭に立ち、消費者や子供達、農業仲間に農業の奥深さを伝承されるよう、今後も支援していきます。
実験機材の説明をする普及指導委員
「気象に対応した栽培方法」の講座を
熱心に聞いています
◇このページに関するお問い合わせは 上越地域振興局農林振興部 普及課
〒 943-8551 上越市本城町5-6
電話: 025-526-9402 ファクシミリ: 025-526-4080
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