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6月の「食育月間」にあたり教育長が学校給食を視察しました
毎年6月は農林水産省が定めた「食育月間」です。「食育月間」は家庭、学校、地域、職場など社会全体で、国民的な拡がりをもって、食育推進に取り組んでいただくために設けられた、食育の強化月間です。
県では、学校給食の意義や現状について、県・市町村の行政や教育関係者の理解を深め、県産地場産物の活用促進を図るとともに、学校給食の充実と食育の推進を図っています。
このたび、新潟県教育長が妙高市の学校給食の様子を視察しましたのでお知らせします。
視察の様子
概要
令和6年6月13日(木曜日) 11時10分~15時
2 会場
妙高市立新井中央小学校(妙高市諏訪町2-4-8)
3 その他
妙高市立新井中央小学校は、昨年12月に実施された第18回全国学校給食甲子園において、当該校の栄養教諭と調理員のペアが優勝し、食育として地場産食材の活用に熱心に取り組んでいます。視察日は「先人の知恵からムダのない食を学ぼう」というテーマで、地元産の発酵食品や旬の地場産食材を使った献立が提供されました。
当日の献立
献立名 | 使用地場産物(産地) |
---|---|
ごはん | 米(妙高市産) |
牛乳 | 牛乳(県産) |
鶏肉と車麩のしょうの実(※)だれがけ | 鶏肉、車麩(県産) 米粉、しょうゆの実、白みそ、かんずり(妙高市産) |
干し大根ののり酢和え | 切り干し大根(上越市産) きゅうり(妙高市産) |
たけのこ汁 | 姫たけのこ、みそ(妙高市産) たまご(上越市産) |
当日の様子
調理場では衛生管理の徹底や給食が出来ていく過程の説明がありました。
調理員の皆さんがコミュニケーションを取って衛生管理、安全性に注意を払い調理していました。
(左から、塚田妙高市教育長、佐野新潟県教育長、城戸妙高市長)
2年生の児童と給食をいただきました。当日の「たけのこ汁」は、1年生が皮をむいた姫たけのこが具材となっています。
妙高市産、県内産の食材をふんだんに使った、美味しい給食でした。
給食時間に、栄養教諭が当日の献立に使われている地元食材や発酵食品について、動画を活用しながら食育指導を行いました。
妙高市等では、「しょうゆの実」は「しょうの実」と言われており、地元では、馴染みのある食材とのことで、献立名も「しょうの実」と記載されています。(※)
児童は、給食を食べながらしっかり話を聞いていました。
校内には食育を啓発する掲示板があり、「妙高市すこやかライフプラン21」や「朝!元気スタート運動」等、児童の健康も考えた取組を行っていました。