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【保環研】平成29年度保健環境科学研究所調査研究課題

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0121586 更新日:2019年6月29日更新

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平成29年度に保健環境科学研究所で実施している調査研究課題

 当研究所は保健衛生・環境分野の専門研究機関として、県民の安全・安心を担う試験検査・調査研究を行っています。
 食中毒や感染症等の健康危機対策、大気汚染・水質汚濁等の環境保全対策のため、関係機関と密接に連携して、迅速かつ機動的に対応していくことが求められており、最新の研究テーマの選定と分析精度の維持向上を図りながら調査研究を行っています。

  課題名 概要 担当科
期間
1 LC-MS/MSによる下痢性貝毒分析のための基礎的検討 目的
岩かきを対象に、機器分析法を確立する。
概要
分析法の妥当性評価を、岩かきを試料として得るために、通知分析法に示される精製方法を検討する。
生活衛生科
平成28年-平成29年
2 新潟県における環境中の水銀に係る動態の解明 目的
環境中(大気、水、土壌など)水銀濃度を広範囲で測定し、地域の濃度分布や季節による濃度変動を調べ、県内における水銀の環境中の動態を解明する。
概要
大気中水銀については、パッシブサンプラーに関する情報を収集し、既存の手法と比較して、その適用について検討する。水系については、試料濃縮方法等において、通常の検出下限値以下の濃度を検出できるように検討を行う。その後、環境媒体ごとに各試料中の水銀濃度を定期的に測定し、県内全体で地域や季節による濃度状況等を把握する。
大気科学科
水質科学科
平成29年-平成31年
3 上越地域における深度別地層収縮の評価 目的
上越地域の深度毎の収縮量を評価することにより、県条例対象外井戸の地盤沈下への影響・寄与を明らかにする。
概要
同一地点(近傍)に深さの異なる複数の観測井がある場合について、観測井の深さを区分とした深度別の収縮量を水準測量結果を用いて算出し経年変化等について解析する。
情報調査科
平成29年-平成30年
4 薬剤耐性結核菌の迅速検査法の導入及び遺伝子解析に関する検討 目的
結核菌の発育に依存しない迅速かつ簡便で、比較的安価な遺伝子検査法による薬剤耐性検査を導入し、感染拡大防止の一助とする。
概要
結核菌株を用いて、迅速な薬剤耐性検査法の導入を検討し、薬剤耐性関連遺伝子の変異状況を解析する。また、薬剤耐性パターンとVNTR法による遺伝子型別との関連性を比較解析する。
細菌科
平成28年-平成29年
5 新たな食中毒菌等の遺伝子検査体制の確立及び分布に関する検討 目的
新たな食中毒菌(E.albertii、P.alcalifaciens)と検出が希な食中毒菌等について、リアルタイムPCR法による遺伝子検出検査を導入する。新たな食中毒菌については分布状況を調査する。
概要
既報を基に菌株を用いて検査方法を検討し、食中毒事案発生時の便や食品検体を用いて検査を試行する。新たな食中毒菌について食品や環境からの検出を試みる。
細菌科
平成29年-平成30年
6 ヒトスジシマカの発生状況調査と蚊からの病原体検出法の検討 目的
デング熱発生リスクの高い地点におけるヒトスジシマカの発生状況を調査するとともに、蚊の対策と病原体検出方法を検討する。
概要
県内のリスク地点における蚊の発生動向をCDCトラップ法とヒト囮法により把握するとともに、蚊の発生予防対策方法を検討する。RT-PCR法による蚊からの病原体の検索法を検討する。
ウイルス科
平成28年-平成29年
7 新潟県内のマダニが保有する病原体の検索 目的
県内全域で採取したマダニについて、SFTSV、リケッチアの保有状況を調査するとともに、フラビウイルス、アナプラズマの検査法の整備と保有調査を行う。
概要
新潟大学保健学科との共同研究の一環で、県内全域で旗ずり法で採取したマダニと犬猫の吸血マダニ、狩猟動物の吸血マダニについて、PCR法により病原体の検索を行う。
ウイルス科
平成29年-平成30年
8 LC-MS/MSによる農産物中残留農薬の新規一斉試験法の検討 目的
当科一斉法では試験できない農薬について、LC-MS/MSを用いて効率的かつ精度良く試験する新たな一斉試験法を確立する。
概要
主に県内での流通量が多い農薬について、市販の各種精製用ミニカラムを用いて精製条件を検討し、各種農産物を用いた添加回収試験により分析法の精度を確認する。
生活衛生科
平成29年-平成30年
9 新幹線鉄道騒音における列車速度測定手法に関する検討 目的
新幹線騒音・振動の測定に付随して記録される種々のデータ・情報を活用し、目視によらない速度測定の手法を検討する。
概要
  1. 新幹線騒音・振動の監視地点において得られた騒音波形及び振動波形を用いて、走行した列車速度を算出する手法を検討する。
  2. 得られた速度を目視(ストップウォッチ)による実測速度と比較し、手法の精度等を評価する。
大気科学科
平成28年-平成29年
10 新潟県における大気中の多環境芳香族炭化水素(PAHs)の調査手法について 目的
PAHsの一斉分析法及び採取方法を確立し、県内のPAHsの濃度実態を把握する。
概要
HPLC-蛍光検出器によるPAHsの測定条件等の検討を行い、一斉分析法を確立する。その手法を用いて県内の測定局等において大気中のPAHsを測定する。
大気科学科
平成27年-平成29年
11 新潟県内河川中の農薬多成分同時モニタリング調査 目的
全県的に河川における農薬類の検出状況を把握し、その地域特性や存在状況について確認をする。また、異常水質事故対策等の基礎情報を得る。
概要
荒川、阿賀野川、信濃川、新川、関川、姫川の下流部で調査を行う。
水質科学科
平成28年-平成29年
12 県北海域等におけるCOD値に及ぼす要因に関する調査研究 目的
県北海域のCOD値への河川等の影響及びCOD値が漸増する原因について究明する。
概要
県北海域の海水等についてCOD及び関係項目を分析し、海域の実態を把握する。過去の公共用水域監視データの整理・解析を行い、調査結果と合わせてCOD値が漸増する原因を究明する。
水質科学科
平成28年-平成30年
13 水中のダイオキシン類の分析方法の改良についての検討 目的
エムポアディスクを用いた固相抽出法では通水速度の制限や乾固の禁止などがあり、分析に長時間を要するので、ダイオキシン捕集剤・ダイオフロックを用いた方法を検討する。また、その他精製操作や機器測定条件についても検討する。
概要
ダイオフロックと高速溶媒抽出法を組み合わせた分析方法が確立できれば、当所オリジナルの方法となる。
ダイオキシンプロジェクトチーム
平成27年-平成29年

平成28年度に行った調査研究はこちら

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