本文
医療事故に係る民事調停の成立について(県立がんセンター新潟病院)
下記の医療事故に係る民事調停案件について、裁判所の調停案に双方が同意する見込みとなったことから、令和元年9月議会に損害賠償額の決定について提案します。
- 病院名 県立がんセンター新潟病院
- 患者 新潟市在住の女性(30歳代)
- 事故概要
- 平成29年5月、検査のため、子宮頸部切除術を施行。
- 術中、不注意によりレーザーメスを誤作動させたことによって、その先端から照射されたレーザーがドレープ(注)に当たり発火。さらに、消毒用アルコールが含まれていた吸水シーツに引火し、臀部に熱傷を来した。
- 熱傷治療のため通院し、平成31年4月の時点で症状は改善したものの、瘢痕が残存。
- 令和元年7月、解決を図るため民事調停手続を開始(新潟市内の簡易裁判所)。
- 同年8月、裁判所の調停案が提示され、患者が同意する旨意思表示。
[注:ドレープ:手術の際に、患者の体を覆うカバーのこと。感染防止を目的として使用する。]
4. 損害賠償額(令和元年9月議会提案予定)
1,776,251円
本件についてのお問い合わせ先
県立がんセンター新潟病院
事務長 松田 英世
025-266-5111
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)