本文
【三条】地域整備部トピックス(平成28年4月~平成28年6月)
平成28年4月28日号 【地域整備部長】
国道290号楢木峠
4月1日付けで地域整備部長として赴任した宮野です。どうぞよろしくお願いします。
本年度も三条地域振興局地域整備部のトピックをお届けしてまいります。
さて、今回は管内の東側を南北に縦貫する国道290号を紹介します。本路線は村上市と魚沼市を結ぶ延長164kmの国道で、「越後やまなみライン」の愛称を持ち、当部では加茂市下土倉から三条市大平までの25kmを管理しています。北陸道三条燕ICから国道289号を使うと三条市下田地内で接続しています。
左の写真は三条、加茂市境の楢木峠ですが、里山の緩やかなアップダウンの道で、これからの新緑の時期はサイクリング、ツーリング、ドライブを快適に楽しむことができます。
平成28年5月12日号【ダム管理課】
最近、人気のダムカード
大谷ダムふれあい資料館は4月12日に開館しました。昨年はパネル展示などのリニューアルが行われ入館者数は一昨年の約6倍にあたる11,340人となりました。最近、人気が高まっているダムカード。ふれあい資料館では大谷ダムと嵩上げ工事のため終日全面通行止めとなっている笠堀ダムの2か所分を配布しています。
大谷ダムふれあい資料館
入館料は無料ですのでお気軽にお立ち寄りください。毎週月曜が休館日(祭日・振替休日の場合は開館、その翌日は休館)。開館時間は午前9時から午後4時まで。
平成28年5月19日号【維持管理課】
橋梁点検車による点検
安全で安心して利用できる道路ネットワークを確保するため、橋梁(きょうりょう)点検を実施しています。
三条地域振興局管内には約300の橋梁があり、5年に1回の頻度で点検するよう、計画的に順次実施しています。
橋梁点検車による点検
点検では、「健全な状態を維持している橋」や「早急に修繕が必要な橋」などの評価を行い、補修や修繕を計画・実施することで橋の長寿命化を図っています。
点検に伴い、道路の交通規制が必要な場合がありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
平成28年5月26日号【治水課】
平成16年7月水害時の三条市街の様子
「いざ!」という時の為、水害に備えましょう
三条管内では、平成16年及び平成23年等の水害を受けて災害復旧事業や河川改修事業を実施しています。
近年は気候変動によりゲリラ豪雨の発生件数が多くなっています。いざという時のために、事前の備えをしましょう。
平成16年7月水害時の三条市街の様子
【自分と家族の命を守るために。】
- 「どこにどう逃げれば安全か」を確認しましょう!
県では、ホームページにて各種防災情報を公表しています。避難場所とそこまでの経路の確認をお願いします。 - 浸水後の避難は非常に危険です。早めに避難しましょう!
県では、ホームページにてリアルタイムの雨量や河川水位などの防災情報を公表しています。気象情報や河川情報に注意をお願いします。
平成28年6月2日号【用地課】
「測量の日」ロゴマークとキャラクター「マッピー」
6月3日は「測量の日」です。昭和24年6月3日に公布された測量法が平成元年に40周年を迎えたことを機に、測量の意義と重要性について国民の理解と関心を高めるため制定されたものです。
測量の成果は、公共事業はもちろん、災害マップやカーナビなど日常生活になくてはならないものとなっています。
三条市立森町小学校脇に立つ電子基準点とその銘板
地球上の位置を正確に測定するため、全国約1300か所にGPS電波を使った「電子基準点」が設けられ、新潟県内にも38か所、三条地域振興局管内にも3つ(三条市立森町小学校、県立加茂農林高校、三条市立栄中学校)が設置されています。
森町小学校脇にある電子基準点を見つけました。約5mの金属製の塔は、まさに「縁の下の力持ち」として、ひっそりたたずんでいました。
平成28年6月9日号【災害復旧第2課】
交換が完了した1号ゲート
昨年の秋から実施していた笠堀ダムの1号ゲートの交換が完了しました。今年の出水期から新しいゲートにより洪水調節を行います。
また、2号ゲートの交換は、今年の秋から工事を開始して、平成29年の出水期までに完了する予定です。
笠堀ダム嵩上げ工事の進捗状況(平成28年5月2日撮影)
ダム本体の嵩上げ工事も進んでおり、堤頂部は管理棟のある左岸側から1号ゲートの間が完成し、現在下流面の腹付けを行っています。
安全で安心して暮らせる地域となるよう、平成29年度中の完成に向け、工事を進めています。
なお、工事には大量のコンクリートを使用するため、材料となる砕石等をダンプトラックで運んでいます。運行は皆様の迷惑にならないよう十分注意をしていますが、ご理解とご協力をお願いします。
平成28年6月16日号【道路課】
歩道及び雁木整備状況
宮寄上加茂線(都市計画道路)は、JR加茂駅から加茂市中心商店街を通り、加茂市東部に至る幹線道路です。駅前から順次改良を行い、現在は一方通行となっている新町1丁目から新町2丁目の260m区間について、道路を拡幅して一方通行を解消するとともに、歩道を設置して電柱の地中化を行っています。歩道には加茂市が小京都をイメージした木製の雁木を設置しており、加茂市の事業と連携して地域の活性化に貢献します。
電線共同溝のイメージ
電柱の地中化は、「安全・快適」、「景観・観光」、「防災」の観点から電線共同溝の設置により、進めています。左図のイメージのように、空中にある電線を歩道に埋設しています。電力トランス等の地上機器設置位置や引き込み線工事など、地域の協力を得ながら、皆様とともに事業を進めています。
平成28年6月23日号【災害復旧第1課】
姿を現してきた排水樋門(平成28年6月11日撮影)
昨年の秋から工事を実施していた五十嵐川遊水地の排水樋門が徐々に姿を現してきました。
排水樋門は洪水の際に遊水地に溜めた水を、洪水後に五十嵐川に戻すための施設です。
今後、ゲートやそれを操作するための管理棟の設置を行い、来年度からの運用を目指します。
いからし悠水館
五十嵐川災害復旧助成事業の工事情報をお知らせする施設「いからし悠水館(ゆうすいかん)」が、より遊水地に近い県道沿いに再オープンしました。(新住所:三条市月岡4丁目3336)
工事の実施状況が分かるパネルや、遊水地を紹介するCG等をご覧になれます。
また来館者にはドリンクサービスもありますので、ぜひお立ち寄り下さい。(臨時休館の場合もあります)
平成28年6月30日号【建築課】
古民家のイメージ
県では、地域の歴史的文化や伝統的木造建築技術の維持・継承を図るとともに、再生現場における技術研修を通じて建築技術者の育成を推進するため、伝統的木造建築技術により建てられた建物の改修等に対して設計費等の補助をしています。
詳しくは、県建築住宅課のホームページをご覧ください。