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【新潟】山の下閘門排水機場を東山の下小学校5年生が見学しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054834 更新日:2018年7月17日更新

 平成30年7月10日、東山の下小学校5年生の皆さんが、山の下閘門排水機場にやって来ました。
 クラス毎に大型バス5台に乗り、先生やボランティアの人たちと一緒にやってきた皆さんは、約150名でした。
 山の下閘門排水機場と通船川の歴史について学ぶとともに、河川水が流れ込む迫力満点の閘門操作や巨大な4号ポンプなどを約1時間かけて見学しました。

通船川の歴史を学ぶ

通船川の歴史を学んでいる児童のみなさん
通船川の歴史を学習しています。

 通船川は、阿賀野川から分かれ信濃川に合流する、全長8.5キロメートルの川です。
 当初、阿賀野川と信濃川は河口付近で合流していました。
 江戸時代中頃、新発田藩が洪水の時だけに流す水路として造りましたが、堰が壊れてしまい直接日本海に流れる形となりました。
 以前のように船が通れなくなり不便なため、元の流れ跡を整備したのが始まりです。

4号ポンプを見ています

4号ポンプを見ている児童
4号ポンプを見ています。

 4号ポンプは、当機場において一番大きいポンプです。
 小学校の25メートルプールの水を約13秒で空っぽにできる能力です。
 平成10年の水害を契機に設置されました。
 大雨が降った場合、床上浸水や通船川の溢水等の災害防止に対応できます。

山の下閘門

迫力満点の水流を見ている児童たち
水門を開けて水がいきおいよく流れ込みます。

 通船川は、昭和42年に閘門で締め切られ、山の下閘門排水機場のポンプを使って排水することで、水の高さが信濃川より約2メートル低くなりました。
 川を締め切ると船が通れなくなるので船を通す施設として閘門がつくられました閘門は、前後の水門を交互に開閉することによって、
締め切られた水位差のある川に船を通す施設です。
 水門を開けると約2メートルの水位差で信濃川の方から通船川へ水が勢いよく流れ込んできます。
 流れ込む水の量は、約3分間で約5千立方メートル、小学校の25メートルプールの約13杯分に相当する量になります。

見学のご案内します

 山の下閘門排水機場では、祝祭日、年末年始を除く、平日(月曜日から金曜日まで)に見学を受け付けています。
 見学は、30分から1時間程度まで希望時間に合わせて職員が施設の説明をします。
 見学をご希望される場合は、山の下閘門排水機場へお問い合わせください。

お問い合わせ先

 山の下閘門排水機場
 電話: 025-273-8446
 ファクシミリ: 025-273-8456

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