ページ番号を入力
本文
本年は、2004年10月23日(土曜日)の新潟県中越大震災の発生から15年目となります。
新潟県魚沼地域では、災害時の食の備えについて、関係者が連携して取り組んでいます。
食生活改善推進委員協議会魚沼支部では、平成30年8月28日(火曜日)魚沼市小出ボランティアセンターにおいて、会員の研修として地域の自然災害について学び、自然災害が発生したと想定して、自宅から持ち寄った食材で災害食のメニューを検討しました。
調理研究のテーマは「災害にあっても健康的な食事づくりを考える」とし、減塩にも配慮した災害食メニューをグループで検討してもらいました。災害時を想定してパッククッキングでの調理を行いました。
(株)エコロジーサイエンスの樋口防災企画室長からご講演いただき、魚沼地域の自然災害についてわかりやすく学びました。その後各グループに分かれてメニュー検討、試作を行いました。
災害時の食の備えを学んだ後、食生活改善推進委員の皆さんが作成したメニューをパッククッキングで再現しました
菅理栄養士養成施設の学生実習において、平成30年10月に新潟県立大学健康栄養学科3年生の皆さんに災害時の食の備えについて学んでいただきました。学生さんがこれまでの新潟県の災害時・栄養食生活支援活動を踏まえ、各家庭で必要な食の備えを考えました。
そのうえで、あらかじめ食生活改善推進委員の皆さんが考えたメニューについて、レシピ化するための試作や栄養価計算を担当しました。パッククッキングを初めて体験した学生さんからは、以下の感想が聞かれました。
「簡単でとてもおいしい。実際に試してみたい。」
「特別な食品ではなく、いつも使っている食品で作る食事なので実用的である。」
「減塩を意識して作ったレシピは、とても工夫されている。」
食生活改善推進委員と学生さんが協力して、減塩をテーマとしたパッククッキングのレシピを作成しました。
普段の食事でも、災害時の食事でも役立つレシピとなっております。
「うおぬま災害食レシピ」はこちら[PDFファイル/162KB]
当部記事:「災害時の食の備え」とパッククッキングの紹介(2021年3月29日記事)
新潟県魚沼地域では、今後も関係者と連携して「災害時の食の備え」を進めていきます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)