本文
【魚沼】 在宅医療の充実に向けた取組
住み慣れた地域や自宅での暮らしを希望される方が、高齢や病気になっても地域や自宅で医療を受けられるよう、県では医療・介護サービス等を継続的・包括的に提供できる仕組みづくりを進めています。
魚沼地域でも多職種が連携し、本人や家族が望む在宅生活の実現を目指しています。
医療・介護の多職種が在宅療養者を支える地域
在宅医療・介護市民講座の開催状況
魚沼地域振興局では、魚沼市在宅医療推進センター、地域医療魚沼学校との共催で、在宅医療・介護市民講座を開催しました。
講師には、愛媛県初の在宅医療専門診療所を開業され多職種チームで在宅医療に取り組む永井康徳先生をお招きし、当日は市民や医療保健福祉関係者等163名が「人生の終わりを支える在宅医療」について理解を深めました。
- 日時
平成30年12月1日(土曜日)14時00分~16時00分 - 会場
魚沼市地域振興センター - 内容
- 報告「魚沼市の在宅医療について」
報告者 小千谷市魚沼市医師会 副会長(中島脳外科内科医院 院長)中島 拓 氏 - 講演「人生の最期までのぞむ暮らしを続けることができる地域をめざして」
講師 医療法人ゆうの森 理事長 永井 康徳 氏
座長 魚沼市立小出病院 地域医療教育研修センター長 鈴木 善幸 氏
- 報告「魚沼市の在宅医療について」
市民講座の概要
永井康徳先生の講演の様子
講演では、愛媛県松山市の「たんぽぽクリニック」、「たんぽぽ俵津診療所」を核とし、多職種チームで在宅医療を支えている『医療法人ゆうの森』の取組をご紹介いただきました。
患者本人の意向を大切にした生活や食事の支援や看取りの支援について、映像を交えた具体的な紹介がありました。
魚沼市の在宅医療の報告では、訪問診療の実施状況として、医療・保健・福祉の様々な多職種が連携し支援に当たっていること、高齢化の加速や慢性的なマンパワー不足等の課題があるが関係者が総力戦で在宅医療に取り組んでいること等が報告されました。
参加した市民の声
- 最期まで食べられるって素晴らしいと思った。
- 在宅医療は「自分らしく生きること」を支える医療だと学んだ。
- 亡くなるときに家族が見ていなくても良いことに驚いた。でも安心した。
- 最期は病院でも、自宅でも、無理な治療はせずに「自然のままに」が最良。
- 街ぐるみの医療が素晴らしい。
- 誰にも訪れる人生の終わりを考えさせられた。在宅医療の考えが変わった。
- 在宅医療において、魚沼市も頑張っていることがわかった。
魚沼地域在宅医療多職種連携推進協議会 報告書
魚沼地域の在宅医療を推進するために、平成25年度から27年度まで「魚沼地域在宅医療多職種連携推進協議会」(会長:小千谷市魚沼市医師会金子会長、事務局:新潟県魚沼地域振興局健康福祉部)で行った会議やアンケート調査、啓発・研修会活動を報告書にまとめました。
(「6 魚沼市の現状」3ページの「魚沼市 死亡場所の割合」のグラフは、「H25」と表記していますが、正しくは「H22」です。差し替え版をご利用ください。)
「魚沼地域在宅医療多職種連携推進協議会」報告書(表紙)[PDFファイル/374KB]
- あいさつ[PDFファイル/99KB]
- 目次[PDFファイル/42KB]
- 本文[PDFファイル/218KB]
- 名簿[PDFファイル/66KB]
- 資料編表紙[PDFファイル/6KB]
- 魚沼市の現状[PDFファイル/584KB]
- 魚沼市在宅医療住民意識調査[PDFファイル/686KB]
- 魚沼市内在宅医療関係機関アンケート結果概要[PDFファイル/1.02MB]
- 情報効率化研修[PDFファイル/251KB]
- 看取り研修会[PDFファイル/3.17MB]
- 多職種連携研修会[PDFファイル/1.53MB]
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)