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【魚沼】9月4日(火曜日)「いのちを考える講演会」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0061773 更新日:2019年3月29日更新

 9月10日の「世界自殺予防デー」にちなみ、自殺対策基本法では9月10日から16日までを「自殺予防週間」と定め、国をあげて啓発活動を広く展開しています。新潟県では、長年、人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率が常に全国よりも高い水準で推移していることから、9月を「新潟県自殺対策推進月間」として、県、市町村、民間団体等が連携して、自殺対策に関する様々な取組を集中的に実施しています。
 魚沼地域振興局健康福祉部と魚沼市健康課では、「自殺対策推進月間」に合わせて、住民の皆さまに向けた「いのちを考える講演会」を、9月4日(火曜日)、魚沼市地域振興センターで開催しました。当日は100人近い方々にお越しいただきました。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

講演「生きる力について考える」曹洞宗総合研究センター 専任研究員 宇野全智(うのぜんち)さん

 ご自身の修行の体験を基に、生きていく上で「思い通りにならないこと」とどう付き合うか、同じ事柄でも「受け止め方」によってどう変わるか等、身近な出来事も交えながらお話いただきました。また、静かに座り、自分の呼吸だけを意識して時間を過ごすという、座禅にも通じる「マインドフルネスストレス低減法」について教えていただき、参加者全員でその場で取り組みました。
 参加者の皆さまからは、「心に残るよいお話をありがとうございました」「今日の話は、この先の生きる力となる気がします」といった感想が寄せられました。

曹洞宗 総合研究センター 宇野全智さんの画像
曹洞宗 総合研究センター 宇野全智さん

情報提供「「一人ひとりがゲートキーパー(命の門番)みんなで安心して暮らせるまちづくり ~魚沼市の自殺の現状と取組について~」

 情報提供として、魚沼市健康課から、魚沼市の自殺の現状について説明がありました。
 魚沼市は、新潟県の中でも特に自殺死亡率が高く、平成28年は県の21.3に対して、魚沼市は40.9となっています。男性では働き盛りの50歳代の自殺者が多く、平成19年から28年に自殺で亡くなった方の3割を占めています。女性では70~80歳代に多く、同じく5割を占めています。
 そこで魚沼市では、『命の門番』とも言われるゲートキーパーの養成に力を入れています。ここでの「ゲートキーパー」とは、自殺に向かおうとする人のサインに、いち早く気づき、適切な方向へ導く人のことを言います。支援のキーワードは、「気づき、声かけ、聴き、つなぐ」であり、私たちの身近な人の様子が「何だかおかしい」ということに気づき、「心配だ」と感じたら声をかけ、話を聴き、専門家へつないでほしい、と説明がありました。また、魚沼市が普及啓発に力を入れている「こころの健康チェック」も紹介されました。皆さんもこころのセルフチェックをしてみてください。

 魚沼地域振興局健康福祉部と魚沼市健康課では、引き続き、魚沼市が「命をまもる」地域であるために、様々な自殺対策に取り組んでまいります。

魚沼市「こころの健康チェック」[PDFファイル/1.65MB]

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