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【魚沼】 中越大震災に係る健康福祉部活動報告(平成17年3月)など

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0061684 更新日:2019年3月29日更新

はじめに

 平成16年10月23日午後5時56分、穏やかな秋の夕暮れ時に突然当部管内の川口町を震源とする震度7の未曾有の大地震が起き、小千谷市、魚沼市及び川口町においては、死者24人、重傷者174人、家屋の全壊1292棟、大規模半壊488棟(平成17年3月29日現在)という大規模な被害が発生しました。
 その後も震度5弱から6強の大きな余震が相次いで発生し、管内避難所の避難者は一時3万8千人を超え、そのほかにマイカー内の避難生活をされる方も多く、住民は大変不自由な生活を余儀なくされました。
 自宅の倒壊等により仮設住宅等に入居された方は、小千谷市で2291人、川口町で1240人、魚沼市で181人に上ります。
 昨年中は暖冬で暖かい日が続きましたが、年が明けるとともに豪雪となり、雪下ろしが日課となるなど、心身共に非常に困難な生活を強いられました。
 小出保健所、小出地域福祉事務所として、市町村、医師会、施設事業者、ボランティア等と連携しながら、管内住民の健康や福祉の確保、感染症の予防、福祉施設や食品営業者等の復旧支援、動物の保護などにあたって参りましたが、雪解けとともに田畑の地盤災害の状況が明らかになることから、心のケア対策など更に努力して参りたいと考えております。

 この報告は、今後の危機管理を考える上において何らかの参考になればと思い、震災後から12月末までの状況を1月中に記録に残そうとしたものです。
 年が明けてからも多様な仕事が発生し、取り纏めが3月末までずれ込んでしまったために、一部の表現や数字に3月末時点となっていないものがありますが、このような経緯でありますので御理解をお願いします。
 また、「今後のための反省と提案」については、できるだけ生の形で残すよう努めたために一部に誤解等があるかもしれませんが、職員が膚で感じたものをそのまま残すという趣旨でありますので、これについても御理解をお願いします。
 各組織が危機管理対策の検討を進める際に、この報告書が少しでも参考になれば幸いです。

 平成17年3月 小出地域振興局健康福祉部長 佐藤 正司

次から報告書をダウンロードできます

【県防災局】中越大震災の被災状況写真

中越大震災やその復興について学ぶには

 中越大震災において私たちは巨大な災害に立ち向かう苦難の中で、大勢の人に支えられ、多くのことを学びました。
 あの大震災の経験と教訓を未来の安全・安心につなげる拠点として4つの施設と3つのメモリアルパークが完成。その拠点を結ぶエリアと周辺地域が「中越メモリアル回廊」です。
 来訪者がネットワークで結ばれた各施設を巡ることで、中越大震災の災害状況や復興への足跡など多くの情報を知ることができます。
 (注) 魚沼市内には当該施設はありません。)

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