第32回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞

　国土交通省では、花と緑の愛護に顕著な功績があった民間団体に対し、その功績をたたえ、国民運動としての緑化推進活動の模範として表彰する「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を行っており、このたび、本県推薦の2団体の受賞が決定しました。

受賞団体

高町フローラ(長岡市)

高町フローラ(長岡市)

活動内容

当会は平成27年4月に公園花壇管理運営同好会を結成し、のちに「高町フローラ」として活動を開始しました。
以前は空き缶やタバコの吸いがらなど「ゴミ捨て場」と化していた公園花壇でした。そんな花壇を何とかしたいと花好きの有志が集まり、花壇作りが始まりました。

現在では高町3丁目と4丁目の公園花壇を中心に他3カ所の花壇を会員21名で管理・運営しています。
毎年4月の打ち合わせ会から始まり10月まで定期的に月2回の活動を行っています。活動月には毎月「花だより」を作成して活動の状況を回覧板にて町内の皆様にお知らせし、好評を得ています。

今ではすっかりきれいな花いっぱいの公園花壇となり、地域の皆さんからも大変喜ばれています。

六日市・中潟・妙見ほっと花クラブ（長岡市）

六日市・中潟・妙見ほっと花クラブ（長岡市）

活動内容

当会は、平成6年ころ代表夫妻が国道17号に面した自宅前の花壇の手入れを始めたことをきっかけに活動が広がり、平成14年に設立しました。
活動範囲は国道17号沿いの六日市町～妙見町の約2kmの間です。
各地区のグループが定期的に集まって花壇の管理作業をするほか、日々の水やりや手入れは会員それぞれが花壇の様子を見ながら自主的に行っています。

近年では地元の小中学生や保育園児とつながりを持ち、一緒に植栽や除草をすることでこどもたちに花を愛でる心を伝える活動を行ったり、雑草地を花壇に整備して通学路の安全を図るなど、花壇管理や道路の美化のみにとどまらず、地域の多世代交流や防犯対策にも積極的に取り組んでいます。

感謝状の授与について

9月25日（土曜日）の第32回全国「みどりの愛護」のつどい（神奈川県横須賀市文化会館）において感謝状授与等を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、式典及び記念植樹を取りやめることとなりました。