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街路事業の重点的な取り組み(2)
都市の骨格となる環状道路や放射状道路の整備
幹線道路の整備により、円滑な交通処理と道路ネットワーク機能の向上を目指します。当面、駅、インターチェンジ及び港湾等、交通結節点関連の道路を中心に整備をすすめます。
事業例[B]都市計画道路 中央大通り線(糸魚川市)
当路線は、国道148号から国道8号の糸魚川東バイパスを結ぶ道路です。周辺には糸魚川駅や糸魚川市役所、糸魚川総合病院がありますが、JR大糸線を立体交差し、国道148号まで接続する部分が未整備となっていました。
この道路が平成26年に開通したことにより、北陸新幹線開業に伴い新たに整備された駅南口(アルプス口)と、国道148号及び北陸道とのアクセスが確保され、長野県を含めた広域ネットワーク機能が発揮されます。
事業例[C]都市計画道路 東南環状線(五泉市)
当路線はJR磐越西線により南北に分断された五泉市街地の外縁部を南側から東側へ環状に結ぶ幹線道路です。
五泉市街地においては、JR磐越西線を挟んだ南北の動線が少ないため、市街地を通過する車両が集中し、特に踏切付近では慢性的な渋滞が発生しています。
跨線橋の立体交差化も含めて整備することにより、市街地内の円滑な交通を確保し、緊急輸送道路網の強化も図ります。また、五泉駅周辺都市施設と本路線の一体的な利用により、五泉市のコンパクトシティ化に大きく寄与します。