新潟県ホーム の中の建設・まちづくりの中の十日町生活圏道路網整備計画(平成11年3月)

 十日町生活圏道路網整備計画(平成11年3月)

1999年03月31日

「住み良い活力のある越後妻有の里づくり」をめざして

・ 地域の現状と課題
 十日町生活圏は1市4町1村からなる、人口約8万人の圏域であり、ここには、他の圏域に誇れる恵まれた自然や産業、文化がありながら、高速交通体系へのアクセスが十分でないこともあり、その価値が活かされていない状況にあります。加えて最近の社会状況の変化の中、圏域人口の流出、過疎、高齢化の進行、失業率の増加、経済の停滞などの問題をかかえています。

・十日町生活圏の21世紀を展望して
 このような社会背景の中、それぞれに整備計画の進む「上越魚沼地域振興快速道路」「マイライフリゾート新潟」「ニューにいがた里創プラン 越後妻有アートネックレス整備構想」等のインパクトを活かし、それを連結する幹線道路網を整備する必要があります。そして首都圏をも含めた他地域との連携、交流促進によって、当圏域の活性化を進めるため、学識経験者、民間団体、行政からなる「十日町生活圏道路網検討委員会」を設けました。

 当委員会では、各層の意見を聞きながら、平成10年度の4月から1年間をかけて、広域的かつ総合的な視点から検討を重ね、越後妻有の21世紀を展望した「十日町生活圏道路網整備計画」を策定しました。

あるべき道路網の姿

 骨格となる道路網は、既存の道路と新規の道路が互いに活用されるようなものを目指すことにしました。一般国道117号と上越魚沼地域振興快速道路を基幹道路として位置づけ、これを基軸として東西・南北の幹線道路によって構成される格子状の道路網を基本としています。

1 基幹道路(東西、南北方向の大動脈となる)
・ 高速交通ネットワークを補完し県内の幹線道路網の一部をなす、広域交通と通過交通の処理を目指すものです。
・ 高速交通体系から離れた十日町地域で、県内の主要都市や隣接する各地域を連絡し広域交通の導入を図ります。

2 骨格幹線道路
・ 基幹道路と地域の拠点を結び、広域及び隣接する各地域との連絡を基幹道路とともに担うものです。
・ 当地域の市町村中心地区を結び、地域内の連携を強化し地域内交通の処理をします。

3 幹線道路
・ 広域及び十日町市と連絡する道路網の基軸を担うため、地域内の集落と骨格幹線道路を結ぶ道路です。
・ 市町村拠点と集落を結び、日常生活における交通を処理することで、地域内連帯の強化を担います。
・ 観光拠点等を結び、骨格幹線道路とともに観ルートを形成します。

骨格道路網パターン
十日町生活圏の骨格道路網パターン

十日町生活圏の骨格道路網パターン

期待される整備効果


・高速交通体系へのアクセシビリティの向上
 上越魚沼地域振興快速道路及びその関連道路の整備により、関越道六日町IC及び上越新幹線駅等の高速交通体系へのアクセシビリティが向上し、六日町地域との交流と連携の促進ならびに首都圏との近接性に伴う観光入込客数の増大、物流の効率化による輸送コストの低減などの効果が期待できます。

・道路網の信頼性の向上
 幹線道路の冬期モビリティが確保されることにより、地域における生活の安心を確保するとともに、雪国居住者以外の人にとってもアクセスが容易となることから、交流人口の拡大が期待できます。

・観光周遊ルートの形成
 地域において観光周遊ルートが形成されることにより、里創プランの各ステージ、観光拠点の有機的な連携が可能となり、観光振興に大きく寄与するものと期待されます。

地域の皆様のご理解とご協力をお願いします

 「十日町生活圏道路網整備計画」はこの地域においての21世紀を展望した計画であり、今後の道路整備計画の基本指針となるものです。この指針に基づいた道路整備を通じて“住み良い、活力のある越後妻有の里づくり”を進めますので皆様のご理解とご協力をお願いいたします。