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【十日町】福祉サマーワークキャンプを行いました
十日町地域(妻有地域)に限ったことではありませんが、介護福祉施設等の人材不足が深刻化し喫緊の課題となっています。
そこで、福祉施設等の福祉関係職員と県や市町の行政職員で構成される「妻有地域包括ケア研究会」を実施主体として、「福祉サマーワークキャンプ」を初めて行いました。
地域の高校の生徒を対象に介護福祉施設での職場体験を通じて、介護、福祉に対しての理解を深めてもらい、更には、将来の進路選択の一助ともなることを目指し企画しました。
実施日、体験施設、参加生徒
実施日:平成29年8月7日(月曜日)、8日(火曜日)1泊2日
体験施設:特別養護老人施設三好園しんざ、特別養護老人施設まほろばの里
参加生徒:津南中等教育学校 4年生 5名
まずは、オリエンテーション
まずは、主催者から、参加してくれた5名の高校生に挨拶、体験の概要を説明しました。
当初の計画ではもう少し多くの参加者を見込んでいましたが、今回は5名の参加者となりました。
今回、この事業を初めて試みたこともあり、高校への説明が少し遅かったのかもしれません。
夏休み期間とはいっても、高校生は結構忙しいようです。
体験施設へ移動
高校生は、2班に分かれて別の施設へ移動しました。
「三好園しんざ」での様子
まずは、施設利用者への自己紹介から始まりました。
午前中は、一般のボランティアさんがよくやっているお手伝いを体験します。
デイサービス利用者のとのふれあい
食事の準備のお手伝い
(2日目の様子の一部です。)
車いす体験や施設で使われている介護ロボットを使用してみました。
介護ロボットの導入により、今まで2人がかりだったベットからの移動が1人で出来るようなったそうです。
床走行リフターを体験しました
腰に装着して負担を軽減するロボットもありました
「まほろばの里」での様子
まずは、施設を見学させてもらいました。
とてもきれいで広い施設でした。
お風呂も利用者の状態に合わせて色々なタイプがありました
入所者のお部屋でお手伝い
ベッドメーキングも教えてもらいました
利用者の共有スペースもあります
最後にレポートをまとめました
施設での体験を終了して、また最初の会場に全員集合してレポート作成の時間をとりました。
どんな感想をもったのでしょうか、後で見せていただきます。
参加した生徒さんの体験している様子を傍目から見させていただいた感想としては、先入観や偏見を持たず、とても素直な視線で体験されているように感じました。
ぜひこのまま、この新鮮な体験を心のどこかに残し続けてもらえたらと思います。
松村会長が一人一人に修了証書を手渡しました
参加者5名と松村会長の集合写真です