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【十日町】不正大麻・けし撲滅運動
5月1日から9月30日まで「不正大麻・けし撲滅運動」を実施します。
正しい知識を身につけ、大麻・けしの栽培・自生の撲滅にご協力ください。
不正大麻・けしの栽培は法律で禁止されています
「大麻」や「けし」を栽培、所持することは、法律で禁止されています。
しかしながら、大麻、けしと間違われやすい植物もあることから誤って栽培されていたり、自生していることもあります。
「不正大麻・けし撲滅運動(ポスター)」
大麻の見分け方
大麻は、その茎から丈夫な繊維がとれるので、昔から繊維をとる植物として栽培・利用されてきました。しかし、大麻は、大麻取締法でいう大麻草「カンナビス・サティバ・エル」のことであり、現在、日本では無許可の栽培や所持等は法律で禁止されています。
全体的特徴
- 大麻は春から夏にかけて生育し、成長が早く、大きいものは草丈が3mにもなりますが、種子をつけた後は枯れてしまいます。
- よく成長した茎は太くまっすぐに立ち、浅い縦すじが通っています。
葉の特徴
- 葉は、細長い柄の先に3~9枚(通常は奇数)の小葉が集まって手のひらのような形になっています。
- 葉全体の大きさは10~20cmです。
- 葉脈は規則正しくほぼ等間隔に細かく入り、はっきりしています。
花の特徴
- 花は夏に咲き、雄花と雌花が別々の株につきます。
- 雌花は、葉の付け根に穂状の雌花を多数つけます。
- 雌花を摘むと、樹液でねばねばします。
種子の特徴
- 大麻の種子は、やや平たい卵形で、長さ4~5mm、幅3~4mm、1粒の重さ15~35mgで、色は灰緑色~黒褐色で表面に網状模様があります。
種子の一端はやや尖り、他の一端には果柄の跡があり、種子の両側には稜線があります。 - 七味唐辛子の成分でもあり、鳥のえさとしても販売されていますが、これらのものは、発芽しないよう処理されています。
大麻
大麻の葉
けしの見分け方
けしの仲間(ケシ属植物)は、春から夏にかけて色鮮やかで美しい大きな花を咲かせるものが多く、ガーデニングや切り花用の植物として人気があります。
しかし、けしの仲間には、法律で栽培が禁止されているものがあります。
- 「違法なけし」は、ケシ(ソムニフェルム種)、アツミゲシ(セティゲルム種)、ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種)があります。
- 花、つぼみ、ハカマ(苞葉)、果実、葉などの特徴から見分けることができます。
大麻・けしの詳しい見分け方はこちら<外部リンク>
大麻・けしを発見した場合
管内で不正栽培または自生している大麻・けしを発見した場合は、十日町保健所へご連絡ください。
連絡先 十日町保健所(十日町地域振興局健康福祉部)地域保健課
電話 025-757-2401
Fax 025-757-2474
関連リンク
【厚生労働省】薬物乱用防止に関する情報<外部リンク>
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