【十日町】温泉の利用について　～十日町にはいい温泉がいっぱい！～

温泉について

　古くから湯治や、保養・休養のために広く利用されてきた温泉。
　今でもテレビ番組等で各地の温泉が紹介されているように、日本国内には多くの温泉があり、たくさんの人から愛されています。

しかし、温泉は限りのある貴重な天然資源であり、決して無限に採取できるものではありません。
　また、普通の水とは違い、様々な成分が含まれているため、その使い方にも注意が必要です。

そこで、「温泉法」という法律により、温泉の保護・利用の適正化を図っているところです。

温泉ってなに？

　そもそも「温泉」とは何でしょう？

　「温泉法」の定義によると、地中からわき出す温水等で、泉温が25℃以上もの、又は特定の成分を一定以上含むものとなります。

　しかし、一口に温泉と言っても、含まれる成分等により泉質や効能は様々。
　全国各地にいろいろな温泉がありますが、全く同じ温泉は無いと言ってもよいでしょう。

温泉を利用するには？

　温泉利用の適正化を図るため、温泉を利用する際には、目的に応じて許可申請・届出を行う必要があります。

例えば

• 温泉を掘りたい！
  「温泉の掘削許可」が必要となります。
• 温泉を温泉源から採取したい！
  「温泉の採取許可」又は「可燃性天然ガス濃度の確認」が必要となります。
• 公衆浴場や旅館などで温泉を利用したい！健康のために温泉を飲んでもらいたい！
  「温泉の利用許可」又は「温泉利用の報告」が必要です。　などなど

※具体的にどのような手続きが必要かなど、詳しいことについては衛生環境課（025－757－2707）までお問い合わせください。

すでに温泉を利用している方へ

　温泉の利用を始めてからも、「温泉法」により様々な規制などがあります。

例えば

• 温泉成分を10年ごとに再分析する必要があります。
• 温泉成分等を掲示する必要があります。
• 浴室・浴槽を改装する場合、届出が必要です。
  ※内容によっては、許可が必要な場合もあります。

温泉成分の掲示

温泉が飲めない旨の表示

上記写真は、まつだい芝峠温泉「雲海」(十日町市蓬平)の掲示・表示の例です。
※具体的にどのような手続きが必要かなど、詳しいことについては衛生環境課（025－757－2707）までお問い合わせください。

十日町地域振興局管内の温泉の状況

　貴重な資源とはいえ、せっかくわき出ている温泉です。
　有効に利用しながらも、思いっきり楽しみたいもの。

　下表に示したように、十日町市・津南町には本当にたくさんの温泉があります。
　いろいろ巡って、自分好みの温泉を見付けてみてはいかが？

【十日町地域振興局管内の温泉の紹介】＊公共利用のあるものに限る。

※それぞれの施設については、各市町の観光協会のサイトに紹介ページがありますので、ご覧ください。
　また、その他の温泉情報・観光情報についても、是非こちらからご覧ください☆

• 十日町市観光協会公式サイト＜外部リンク＞
• 津南町観光協会公式サイト＜外部リンク＞
• 新潟県の温泉（新潟県のホームページ内「環境にいがた」より）
• 松之山温泉は日本三大薬湯の一つです