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安定ヨウ素剤未調達事案等に関する調査結果について(概要)

2014年06月13日
出納局・総務管理部

 安定ヨウ素剤1,326,000錠の未調達事案等について、26年5月8日の中間報告公表以降、福祉保健部医務薬事課の40代係長級男性職員(以下「当該職員」)が22年度から25年度の間に担当した全353事務について引き続き調査した結果、全体で146事務において228件の不正・不適正事案を確認しました。

1 主な不正、不適正事務処理等
・決裁文書に自分で調達した上司の印章を押印したり、別の文書に押印された印影をコピーして決裁文書を作成し、正規の決裁を得ずに事務処理を行った。
・一部の安定ヨウ素剤、電話料、清掃委託料等、本来県が支出するべき金額を私費で支払った。
・なお、不正行為によって県に安定ヨウ素剤に係る交付金が交付されたことを除けば、当該職員自身は不正な利益を得てはおらず、物品購入や役務の提供における正当な相手方に対し公金の支払がなされていた。

2 不正の動機、背景
・当該職員は、経験していない業務に従事して、うまく仕事を回せない中、課長の指示等が殊更厳しく感じられ、様々な事務処理の遅れを指摘されないよう、事務を進めているように説明し、書類も辻褄を合わせるなど、不正行為を行っていった。
・不正行為は極めて悪質かつ巧妙に行われており、事務処理の過程で多段階にわたる確認の機会はあったものの、偽装を見抜くことはできなかった。
・また、物品納入や役務を提供した正当な相手方に対し支払もされており、課内及び外部から特段の指摘を受けることもなく、長期間にわたり不正が発覚しなかった。

3 問題点と再発防止策
・第一義的には、不正行為を行った当人がその責めを負うべきであるが、組織においても会計事務処理、組織管理、予算執行管理、物品管理及び危機管理の面における問題点が明らかになり、これらが複合的な要因となって今回の事案が発生した。
・このため、再発防止策については、上記の問題点から導かれる改善すべき事項に対し、様々な機会をとらえた重層的な対策を構築、実施していく。

問い合わせ先
 出納局会計検査課 酒井課長
 025-280-5487
 総務管理部財政課 太田企画主幹
 025-280-5712

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