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平成24年度スルメイカ漁期前調査の結果について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059912 更新日:2019年9月2日更新

調査の概要

 新潟県沿岸域における漁期直前のスルメイカ分布状況及び体長組成を把握するため、スルメイカの漁期前調査を実施しました。
 調査方法は以下のとおりです。

  • 佐渡島のいか釣り漁船4隻が、通常と同じ方法でいか釣りを行う。
  • 釣獲試験の時間は原則として9時間前後とする。
  • 操業位置は、それぞれの根拠地付近の沿岸海域とする。
  • 釣獲されたスルメイカの一部をサンプルとして、精密測定を実施する。

調査結果

調査地点名

St.1

St.2

St.3

St.4

調査日

2012年5月20日~21日

2012年5月22日~23日

2012年5月23日~24日

2012年5月26日~27日

開始位置

北緯 38°18′

北緯 37°53′

北緯 38°06’

北緯 37°56′

東経138°21′

東経138°28′

東経138°37’

東経138°07′

操業時間

19時30分~翌1時30分

19時00分~翌3時10分

19時00分~翌1時30分

19時00分~翌3時40分

釣機台数

12台

12台

10台

12台

釣獲尾数

約600尾

約340尾

約98尾

10,000尾

出荷箱数

6箱

2箱

1箱

118箱

全体重量

約36kg

約18kg

約5kg

約1,300kg

トピックス・各地の情報など

  • 今年の結果
    • 今年は、過去2ヶ年(平成23年、平成22年)の同時期の調査と比較して、漁獲サイズは大きめでした。
      漁獲の中心は外套背長16.5cm(「40入れ」サイズ)
    • 比較的に大きいサイズは、佐渡西方海域(St.4)でまとまって漁獲されたことから、同海域ではすでに好漁場が形成されているものと考えます。
    • 一方、越佐海峡(St.2)、両津湾(St.3)の調査では水揚量は少なく、この海域への本格的な来遊は少し先のようです。
  • 今期の動向
    • 今年の初水揚げは、例年よりも早い4月末日でしたが、水揚量はわずかでした。
    • その後の5月上旬もまとまった水揚げはなく、県外船が操業し、まとまった水揚量となったのは5月半ばでした。
    • 5月末には、1隻あたりの水揚量が100箱以上、特に新潟港では多い日には200箱以上と、一部の海域を除いて本格的な漁模様になっています。

印刷用データ[PDFファイル/214KB]

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