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持ち込まれた魚(平成29年7月21日) ダイナンウミヘビ

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060028 更新日:2019年9月2日更新

ダイナンウミヘビ(ウナギ目ウミヘビ科)

ダイナンウミヘビの画像
ダイナンウミヘビ

水産海洋研究所撮影・測定
全長:139.7cm 体重:786.6g

特徴

学名:Ophisurus macrorhynchos

  • 尾鰭がない。胸鰭がある。
  • 後鼻孔は上唇の縁辺に開く。
  • 眼は口裂の中央付近か後方に位置する。
  • 口は大きく、両顎は細くて突出する。
  • 明瞭な犬歯がある。

頭部(上顎の中央に犬歯がある、眼は口裂の中央よりやや後方に位置する) の画像
頭部(上顎の中央に犬歯がある、眼は口裂の中央よりやや後方に位置する)

尾端(尾鰭はない)の画像
尾端(尾鰭はない)

採捕の状況

漁獲日時:平成29年7月11日~18日の間
漁獲場所:佐渡市小木沖 水深100m
漁業種類:ウスメバル刺網(佐渡漁業協同組合小木支所所属)

分布

延縄、底曳網.浅海域~水深500m.
北海道臼尻(稀)、青森県、福島県~九州南岸の太平洋沿岸、新潟県~九州北西岸の日本海・東シナ海沿岸、東シナ海大陸棚縁辺域、朝鮮半島南岸、済州島、江蘇省・浙江省
(日本産魚類検索第三版より)

その他

  • ハモによく似ているが、上唇の縁辺に後鼻孔がある、尾鰭がない等の特徴を有していることから、ウミヘビ科魚類に属する。
  • ウミヘビ科魚類のうち、本標本は明瞭な犬歯をもつ、眼は口裂の中央よりやや後方に位置するなどの特徴をもつことから、ダイナンウミヘビと判断した。
  • 本種は2014年10月にも新潟市沖の定置網で採捕されています。

2014年10月に採捕されたダイナンウミヘビはこちら
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